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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
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Rhythm 002 御神邸 お泊まり モカ編
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ンで肉を焼いて、その後、人参、玉ねぎ、マッシュルームを加えさらに軽く炒める。
塩、胡椒をしたら炒めたものを電気圧力鍋に移していく。
圧力調理は20分程かかるのでその間にポテトを揚げようか。
私は冷凍庫から冷凍のポテトの袋を取り出す。モカだし……2袋でいいかな。因みに氷川姉妹が揃うと5袋くらいだ。
この冷凍ポテトは予めセミフライ加工がされている。これを使う事で2度揚げされたファーストフード店のあのポテトが出来上がるのだ。
ポテトを揚げている間にキャベツと卵でミモザサラダを作る。
丁度サラダを作り終えたところでビーフシチューの圧力調理が終了し、蓋を開けて自家製のデミグラスソースとケチャップ、砂糖、醤油を加え、ジャガイモを投入し、煮込みモードにセットして更に20分煮込む。
ポテトが揚がったので横のスペースにポテトを移し、調味に入る。
調味を終えて器に移した後にこれまた自家製のバケットを軽くトーストする。

「おぉ……超美味しそうそうですなぁ」
「もうちょっとでできるから待っててね?」
「あいあいさー(`・ω・´)ゞ」

モカが匂いに釣られてキッチンに顔を出した。
私はそのモカにダイニングで待ってるように促した。
ビーフシチューの煮込みが終了し、器に盛ってブロッコリーと茹で卵を輪切りにした物を添える。
バケットとポテトとサラダを器に盛ってダイニングに配膳する。

こうして私とモカ、2人っきりの夕食が始まった。
モカは私の作った料理を満面の笑みで頬張っていた。
この笑顔見ると作り手冥利に尽きるもんだ。

夕食が終わりかけに私は作っておいたレアチーズケーキをデザートとして配膳した。
モカはすんごい食べっぷりだ。

「すんごい食べっぷりだね、モカ」
「当たり前ですって〜。これはおねーちゃんもハマるのも納得ですよ〜」
「アハハ……ほのちゃんもすんごい食べっぷりだったねぇ……」
「いやぁ……それでも程でもないですよ〜」
「褒めてないんだけどね……」
「本当にそれ程美味しいんですよ〜」
「そっか」
「それでですね〜、亜麻音先輩」
「何?」
「有るんですよね?あたしの誕生日プレゼント」
「まぁね……。はい。喜んでくれるといいんだけど」

私はラッピングされた小箱をモカに渡した。

「ありがとうございます〜。開けてもいいですか?」
「良いわよ」

モカは私の了承を得てプレゼントの箱を開封した。
そこには月の意匠のシルバーアクセサリー……イヤリング、ネックレス、リングが入っていた。

「わわ、こんな高い物良いんですか!?」
「まぁ……明かすとね、それ全部さ、私の手作りなんだ」
「え!?これ全部ですか!?」
「ええ。最近はシルバーアクセサリー作るのに嵌っててね?それで作ってみたの」
「凄
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