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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
Pastel?Palettes T
#008 Pastel?Palettes&Sublimatum Re:Birth Live
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ーちゃんの息が合ってないと成り立たない難しい代物だ。
しかし、その辺の問題は無さそうだ。2人の歌が完全に同調して素晴らしい旋律を奏でている。
私達……Sublimatumメンバー、さーくん、燐子はステージ袖から彩達の勇姿をしかとその目に焼き付けていた。
「「「「「ありがとうございました!!!!!」」」」
Pastel?Palettesメンバー全員のその言葉で彩達は一礼をした。それと同時に彩達にスポットライトが当たり、メンバーのイメージカラーのサイリウムの波とファンの大歓声が沸き起こった。
彩達の反応を見る限りきっと先程の私達と同じ心境なのだろう。
会場自体が再び暗転して、彩達はステージを後にしてステージ袖に戻ってきた。
「亜麻音ちゃんっ!!」
「あーちゃんっ!!」
ステージ袖に戻ってきた彩と日菜は私の方に飛び込んできた。
「えっ……ちょっ……」
私は戸惑いつつも何とか2人を受け止めた。
「もー……いきなりどうしたのよ?」
「えへへ……何かこうしたくって」
「だってさ、あーちゃんにこうして貰うの最近無いんだもんっ!」
「あっそ……」
私は彩と日菜の頭を撫でていた。
周囲を見渡せば、ちーちゃんとさーくん、麻弥と萌々、イヴと由愛も同様の現象が起きていた。
ちーちゃんとさーくんのが一番激しい砂糖な気がするのは気のせいだろう。
気付けば彩と日菜がそれに嫉妬の視線を向けていた。
彩、日菜……それには私も激しく同意はするけども今は止めてやれ。
ライブ中に修羅場は勘弁して。収拾つかなくなるし、ライブ自体が崩壊するから。
「ホラ、着替える時間無くなるわよ?」
「えー、でもさぁ、あーちゃん」
「うん。あれはちょっと……」
「アンコールの開始遅くなるとさーくんの出番カットされちゃうんだけど……」
「「今すぐ着替えてくる!!」」
あやひなは神速の速さで更衣室に向かった。
あの二人に『さーくん』はどれだけ重みのあるパワーワードなのだろうか。
さて、私も着替えてきますか……。
着替えの終わった私達のアンコールはサイリウムのビッグウェーブと大歓声に包まれ、幕を開けた。
最初の曲は由愛がボーカルを務める『LEVEL5-Judgelight-』。
ファンの熱狂はギアを上げ、次の曲、私がボーカルを務める『月下美刃』で更にギアを上げて、次は彩がボーカルを務める『奏』。これで観客のボルテージを貯めての四曲目は彩と私のダブルボーカルで『DISCOTHEQUE』。
最初は私と彩のMCから始まる。
「次の曲は私達、SublimatumとPastel?Palettes、2バンド合同での曲となります」
「そしてこの曲は私と亜麻音ちゃんのW
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