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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
Pastel?Palettes T
#008 Pastel?Palettes&Sublimatum Re:Birth Live
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「それって、結構有力な根拠ですよね?」
「う……ぐぅ……」

 松田さんは私とちーちゃんに正論をぶつけられて押し黙った。
 ここで論破するのも良いのだけれども、こう言った方がダメージ大きいよね。
 私とちーちゃんは互いに頷き合って松田さんにこう告げた。

「松田さん、私達のライブを《《最後まで》》聴いていてくださいね?」
「その最後に私達が伝えたい感情を伝えますので」
「……解りました。楽しみにしていますよ」

 松田さんは怪しく光るメガネを更に光らせながら去って行った。

「さて、戻りましょうか。ダーリン、あーちゃん」
「うん……そう、だね」
「そうね。あの松田さんの事も有るし万全のコンディションで挑みたいものね」

 私達は控室に戻る事にした。




 Pastel*Palettes&Sublimatumの復活ライブ……それは、開幕から大きな盛り上がりを見せていた。

 オープニングアクトを飾ったのは、Sublimatumの『METANOIA』。リーダーである私の歌からライブは始まりを告げた。
 会場が私のイメージカラーである青色のサイリウムの波に包まれ、由愛と帆乃花のギターイントロが鳴り響く。
 最初のラップ部分。ここはSublimatumを知ってくれているファンが一緒にノってくれた。掴みとしては順調だ。
 私はそのまま『METANOIA』を歌い切った。
 それと同時に大きな歓声が湧き上がり、青のサイリウムのビッグウェーブが起こった。

「皆、ありがとう。次の曲もブチ上がって行くよ! 次の曲は……『TESTAMENT』」

 私のMCを挟んで次の曲に移る。まだまだこの不死鳥の再誕の瞬間は終わらない。

 私の『TESTAMENT』の後にレイヤがVo.に代わって私がBa.の補佐に回って、次の曲は『UNSTOPPABLE』だ。
 会場が暗転し、再びステージにスポットライトが照らされる。
 
曲が終わり、大歓声が起こる。そのまま熱狂を維持しつつ次の曲へ移る。
『RISE OF SOULS』、その後、由愛がVo.に入り、私がGt.で『Only my railgun』と『sister noize』を披露した。


「皆、ありがとう……」

 由愛のその言葉で私達、Sublimatumメンバーは一礼をした。それと同時に私達にスポットライトが当たり、メンバーのイメージカラーのサイリウムの波とファンの大歓声が沸き起こった。
 やはりこのボルテージを体感するのは最っ高だよ。

 会場自体が暗転して、私達はステージを後にしてステージ袖に向かった。
 ステージ袖ではPastel?Palettesメンバーが迎えてくれた。

「御苦労様! すっごく良かったよ!」
「ありが
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