暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-F最終侵攻〜Battle of the central 2〜
[5/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ないな。マテリアルやアミタさんとキリエさんにしか優しくせぇへん唯我独尊キャラやったのに」
「言ったであろうが、あ奴には借りがあると。我らは借りも返さぬ阿呆ではないわ。まぁそう言うわけだ、子鴉ども。我らはあ奴の最期に付き合うため、この力を貸すことを決めた」
「ごめんなさい。敵対しちゃうことになってしまって。あ、でも全力は出さないので安心してください」
心底申し訳なさそうに頭を下げたユーリの背後に浮かぶ赤い靄――魄翼がバサッと翼を広げたような形状に変化した。王様も足元に魔法を発動するためのベルカ魔法陣を展開。こんな至近距離での魔法スタンバイに、シグナムとザフィーラが王様に、アインスがユーリに攻撃を仕掛けた。私は3人に比べて近接戦能力が致命的に悪いから、その場からすぐに後退しつつS1とS2、あと王様の一撃によってヒビが入ったS3を私の元にいったん集める。
「鋼の軛!」
ザフィーラが発動した拘束杭を王様は後退しながら“エルシニアクロイツ”を横なぎに振るって粉砕。そこに燃える“レヴァンティン”による斬撃「紫電一閃!」をシグナムが繰り出した。それに対してユーリが「させませんよ! ヘカトンケイルフィスト!」って右の魄翼を怪物の腕のようなものに変えて射出。
「っ・・・!」
王様からその怪物の腕に対象を変えて“レヴァンティン”を振るって迎撃したシグナム。間髪入れずにザフィーラが飛び蹴り、「牙獣走破!」で王様を狙う。
「この程度で墜ちてくれるなよ!」
――インフェルノ・アドラメレク――
そやけどそれより早く、王様の頭上に直径2mほどのトゲ付き魔力スフィアが4基と生成されて、それらが一斉に降ってきた。インフェルノって魔法に似てることからバリエーションの1つやろうな。トゲが付いたり大きくなってたりと大幅に強化されてるけど弾速は遅い。
攻撃を中断してその場から離脱したシグナムと、逆に王様と肉薄することで効果範囲から逃れたザフィーラを確認。そんで私は、攻撃を撃ち終えたばかりの王様に向かって“ストライクカノン”での砲撃を「シュート!」の掛け声とともに発射。王様は「ふんっ」と鼻を鳴らして余裕で回避。
(避けられはしたけど、王様の追撃を邪魔しただけで十分や!)
王様への警戒をそのままに、アインスへと魄翼の放射面を向けたユーリへとS1の砲門を向けて、「ちょーっと邪魔するよ!」と砲撃を発射。
「ドゥームプレッシャー!」
左の魄翼を腕の形状に変化させて、迫る砲撃を大きな手の平で受け止めて握り潰したユーリは、右の魄翼を「ジャベリンバッシュ!」とゆう槍に変化させて、アインスに向かって射出。アインスは右腕に魔力を纏わせて、腕を横合いから裏拳で殴って明後日の方に殴り飛ばした。魄翼が次の魔法として変化するまでの僅かな間、ア
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ