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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-F最終侵攻〜Battle of the central 2〜
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おっぱいが大きい。

『結界班。あと1人いるはずです。その姿が確認でき次第すぐに結界をお願いします』

『了解しました』

「何を嬉しそうに笑っておるか戯け・・・って、おい。子鴉、貴様さっきからどこを見ておる?」

「・・・本物なんかこれ?」

摘まんでる紙片をそっと離した左手で王様の胸をムギュッと鷲掴み、そんで一揉み。アカン、本物や。この弾力、偽物のわけない。二揉み、三揉みとしたところで、「このうつけ者が! 誰の許しを得て人の胸を揉んでおるか!」って顔を真っ赤にした王様が怒鳴りながら“エルシニアクロイツ”で殴り掛かってきたから、「おわっと!」“ストライクカノン”の砲身で受け止めた。

「あー! 王様、よう見たら私より身長がちょう高い! 胸のサイズだけやなくて身長までオリジナル超えなんて許されんよ!」

「許してもらおうなど思っておらんわ! ええい! ユーリ! 引き籠りニートを断罪するぞ!」

「引きこも・・・!? ちゃうもん! もうちゃんもん! てゆうか、やっぱりユーリも一緒なんやな!」

王様が“紫天の書”を開けてページの回収を始めると、「ディアーチェ。ちょっと落ち着きましょう」って声と一緒に音もなく王様の背後からスゥっと姿を見せたのは紫天の盟主、「ユーリ!」やった。さっきまで私たちに向けて放たれてたえげつない弾幕の発動主がユーリやって考えは正しかったな。

「お久しぶりです、はやて、アインス、シグナム、ザフィーラ。それと・・・」

『ん? あたしのことが判んのか?って、シグナムの外見が変わってんだからユニゾン中ってことくらいは判んのか。あたしはアギト、八神アギト。そっちのはやてのそっくりさんの正体とか、シグナムから聞いた』

「はじめまして、ユーリ・エーベルヴァインです」

ユニゾンして姿の見えへんアギトを見るかのようにシグナムの胸の辺りをニコニコと注視するユーリ(あの頃から全然変わってへんな〜。可愛らしい子どもの姿のまんまや)に、アギトは思念通話で自己紹介を返した。とここで結界が展開されたんやけど、王様もユーリも対して反応せぇへん。そやから私たちも変にアクションは起こさへんようにする。

『あのさ。シグナムに聞いた話だと、アンタら、お手軽に行き来できないほど遠くの管理外世界に住んでんだろ? だったらなんでT.C.なんて犯罪組織にいるんだ? わざわざ遠路はるばるやって来て犯罪者って・・・。わけ解んねぇんだけど』

「アギトの言うとおりやな。王様、ユーリ。2人・・・だけやないんやろ? シュテル、レヴィ、フラム、アイルも一緒に、T.C.に協力してるんか?」

「・・・T.C.の首領、連中の言葉を借りれば王には借りがあってな。それに・・・同情しておるのだ、あ奴の境遇にな」

「なんや王様らし
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