暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-D最終侵攻〜Battle of the west〜
[2/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
は見えず!』
「了解です。結界の準備をお願いします」
現在、研究所への出入りが出来ないよう道路などは封鎖されているし、今日は“T.C.”の襲撃があるということで、研究員なども誰ひとりとして出勤しないようにされている。だから今ここにやって来るのは間違いなく敵よ。そんなあたし達の倒すべき敵が来るのを待つことちょっと。研究所を囲う壁で唯一開けた場所――ここ正門にやっと姿を見せた。
「「「「子ども・・・?」」」」
150pあるかどうかの身長。ローブの裾から除くロングブーツのデザインや歩き方からして女の子ね。けど「子どもだからって油断しないように」って、あたし自身も含めてスバル達に注意しておく。子どもだろうが強い魔導師はいるし、魔術師となればそれこそ一気に最強になる。ま、こちら側も魔術が使えればそのアドバンテージの差は小さくなるけど。
「時空管理局、アリサ・バニングス一等陸尉よ」
「同じくミヤビ・キジョウ三尉です」
「スバル・ナカジマ」
「ティアナ・ランスター」
「あ、はじめまして。あたし、ラスティアって言うの。えっと、魔力保有物?を貸してください!」
本名か偽名かを名乗りつつ頭を下げたラスティアに、あたしは「大人しく捕まれ」って投降を促した。聞く耳を持たないあたしにラスティアは「そっか。うん、まぁ判ってたし。無視は少し傷ついたけど」って嘆息した後、俯かせていた顔を上げてあたし達を見た。
「しょうがない、うん、しょうがない。じゃあ戦う? もうこっちから仕掛けてもいいって言われてるから、遠慮はしないよ?」
「上等よ!」
「覚悟してください!」
「「絶対に捕まえる!!」」
ローブを脱ぎ捨てて素顔を晒したラスティア。緑がかった黄色の髪、エメラルド色のおっとりした瞳、額には留め具の無いアクセサリー・ラリエット。ノースリーブのロングコートにミニスカート、太腿までのサイハイブーツっていう格好ね。
――鬼神形態顕現――
ミヤビは額から無色の角を生やして臨戦態勢に移行。あたしも“フレイムアイズ”をフルドライブ・ヴァラーフォームで起動。スバルは機動六課時代から変わらない(外見とは違って性能は段違いに強化されてるけど)“リボルバーナックル”と“マッハキャリバー”を。ティアナも見た目は変わらずとも性能は強化されてる“クロスミラージュ”を2挺持ちで起動。
「剣士と銃持ちと徒手空拳2人。しかも1人は魔人の末裔、1人は機械?かぁ。まぁ大丈夫かな」
ラスティアが何か引っ掛かることを言いながら野球ボール大の虹色に輝く宝石を12個と展開すると、自身の周囲をくるくると飛び回らせ始めた。この気配、間違いなく神器だわ。だから「スバル、ティアナ! 神秘カートリッジをロード!」と指示を出して、“フレ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ