『継ぎ接ぎ』
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破壊した凡ては現実。
創造した凡ては虚像。
記憶の航海、荒波を遡る。
溺れるとしても永遠に繋がる為、漕ぐしか無い。
歪んだ時空の前、狂った軸で居ても役に立たない。
ブレない方位磁石で示さないと。
何処向いても塞がった道しかない。
そんな凡てを葬った。
些細なキッカケだった。
でも脆く儚く散った。
庇うこと出来ないまま悲痛な叫びが響き、血飛沫舞う。
手離した奇跡、そっと昊に放たれた。
其処では永遠の幸せを、どうか祈る。
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