スーパーロボット大戦OGs
0030話
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「はぁっ!」
空を飛んでいるグロウセイヴァーへと近づいてきたリオンに精神コマンドの努力を使ってからレーザーブレードで切り下ろす。
AMとしては最初期の機体であるリオンは近接格闘用の武器を持っていない。
これがリオン・タイプVならアサルトブレードを装備しているのだが、今俺と相対しているのはテロリストが使う、どこからか横流しされたノーマルタイプのリオンだ。
結果、レーザーブレードを回避する事は出来ない為その細い胴体を上下に分断される。
「次は、そこだ!」
リオンを撃破した一瞬の隙を突くように放たれたホーミングミサイルを、ブースターを使用して回避。こちらを追撃するべく方向転換した所にビームガトリング砲を撃ち込み破壊する。
残った敵機へと視線を向けて再度精神コマンドの努力を使用。
「ソードブレイカー射出!」
クロノスに装備されているソードブレイカーを2機射出し、ホーミングミサイルを撃ってきたリオンに向かわせる。
俺がやったように一端やり過ごしてからマシンキャノンでソードブレイカーを破壊しようとするリオンだが、残念ながらそのソードブレイカーは俺の意志通りに動く。
軌道変更して弾丸を回避し、左右に展開させてレーザーを発射。レーザー光が十字を描くようにリオンの胴体を貫き、爆散。
「よし、これで敵の空中戦力は潰したな。マルティン、そっちはどうだ?」
レーダーで敵機を探しながら、マルティンへと通信を送る。
「こちらも……っと、喰らえ!」
通信の中で一瞬慌てたような声が聞こえ、マルティンの罵声と共に爆発音が聞こえてくる。
「失礼しました、隊長。こっちも地上戦力の沈黙を確認しました」
「分かった。フルスト、そちらで他の敵機を確認できるか?」
「いえ、敵戦力は殲滅したと考えてもいいと思います」
偵察仕様機を使っているフルストからの通信を聞く限り、取りあえず今回の作戦は完了したと判断してもいいだろう。
グロウセイヴァーを与えられてから半年。最初は乗りこなすのにも時間がかかったが、ようやく自分の手足のように扱えるようになってきた。
この半年でこなした任務の数は、今回の戦闘を入れて3つ。
今回の任務の2機撃墜と合計して5機撃墜と撃墜スコアも増やした。
シャドウミラーは特殊部隊であり、つまりは普通の部隊では対応出来ない任務が回ってくる。それが半年で3回となるとやはり多いと考えるべきだ。
だが、多少の疑問も残る。
「隊長、ちょっといいですか?」
レイディバードへと帰還するべく移動していると、マルティンから通信が入る。
どうやら他のメンバーには聞かれたくないらしく、オープンチャンネルではない。
「どうした?」
「今日の作戦にしてもそうですが、最
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ