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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0030話
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近おかしくないですか? どう考えても俺達に回ってくるような任務だとは思えません。あの程度の戦力なら普通の部隊でも十分対応出来る筈です」

 そう、俺の疑問もそこだ。今回の攻撃目標はAMを使用していたとはいえ、使っているのはリオンだ。それもノーマル機が2機のみ。地上戦力にしても、ランドリオンが3機のみだったと聞いている。
 これはどう考えても特殊部隊に回ってくるような任務ではない筈だ。

「だが、俺達に回ってきたとなるとそれなりの理由があるんだろう。他の部隊の手が足りなかったとか、な」

 自分で口に出して気が付く。
 これはもしかして始まった、のか?
 原作ではシャドウミラーの反逆の理由の1つに兵士を使い捨てるとかそういうのがあった筈だ。軍縮でその分の予算を浮かし、高官がその差額を自分の懐に収める。いわゆる政治の腐敗だ。
 だが、シャドウミラーがあちらの世界に転移するまでにはまだ3年以上残っている筈だ。
 ……3年? 何か、重大な事を忘れているような気がするのだが、思い出せない。

「隊長?」

 突然黙った俺が気になったのか、マルティンが不思議そうに尋ねてくる。

「いや、何でもない。恐らく軍の方でも何か理由があるんだろう。ただ、その辺は俺もちょっと気になるから基地へ帰還したらヴィンデルに尋ねてみる」
「分かりました。ただ、何か嫌な予感がするんですよね」
「ほら、レイディバードが見えてきた。俺達実戦部隊は難しい話は考えなくていい。そこら辺はヴィンデルやレモンに任せておけ」
「了解です」

 取りあえず、基地に戻ったらヴィンデルにその辺を聞いてみる必要があるか。





「ヴィンデル、ちょっといいか?」

 ラングレー基地へと帰還し、報告書を持ってきがてらヴィンデルの執務室へと出向いた。
 そこではいつもの通り、ヴィンデルが書類仕事を片付けている。

「構わんが、どうした?」
「報告書の提出と、ちょっと聞きたい事があってな」

 持ってきた報告書をヴィンデルの机に置きながら話を続ける。

「何だ?」

 書類から目を離さずに会話を続けるヴィンデルだが、その様子は慣れたものだ。

「その報告書にも書いてるが、今日の任務で出てきた敵機はリオンが2機にランドリオンが3機。どちらも今の連邦軍にしてみればロートル機だ。時代遅れの機体と言ってもいいだろう」
「そうだな。特に私達シャドウミラーは新鋭機を配備される事も多いだろうからそう感じるだろう」
「なら、何故だ? そんな旧世代機相手に、何故特殊部隊である俺達が出張る必要がある? それこそこの基地に所属しているPT隊とかでは駄目なのか?」

 そこまで口に出すと、初めてヴィンデルは顔を上げ視線をこちらへと向ける。

「確かに
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