暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic3 増殖!?植物人間
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何かを指示していた。

『今です、子供達よ!力を合わせて合体しなさい!!』
『『『キシャアァァァァァッ!!』』』
「!?…一体何を?」

するとどうだろう、3体のプラントマンが互いにからみ合って融合し巨大な植物人間に姿を変えていたのだ。
その体躯はあまりにも巨大すぎて、ディザードも思わず見上げる程だ。

「あぁっ!!」
『こんな裏技があったとは…。』
『あっはっは、私の子供達もなかなかやるだろう?…さぁ、行きなさい!そして町を破壊するんだ!』

オォォォォ…ン。

その巨大植物人間…プラントマン・ギガは町を破壊しようと、その巨体をゆっくりと動かし進軍する。
新手が現れたのを見てディザードは被害の拡大を防ぐべく、リングを変更しディザードライバーの手形を操作しリングをふれさせた。

「Pちゃん、お願い!」
『フェニックース!プリーズ!!』


魔法陣が空中に現れ、中からミニフェニックスが勢いよく降下しディザードの横に並んではばたく。
ディザードはミニフェニックスに「町に向かった巨大植物人間を止めて!」と命じ、ミニフェニックスもディザードを助けるべく町を破壊しようとしているプラントマン・ギガに向かって飛び立っていき、火炎弾で攻撃を開始した。

「これで足止めができれば…。」
『ふん、無駄な事を。…まぁいい、私の子供とあなたの小鳥。どちらが強いか、見ものさね。』
「Pちゃんは強いです、負けるはずがありません!」

ディザードはディザードライバーを操作し、左手中指にリングを装着後手形にふれナイトスタイルに変身するや電光石火でプラントマンの頭上を踏みつけながらグランオーキッドに迫っていた。
もちろん、途中で右手中指のリングも新しく変更したのは言うまでもない。

『ナイト!プリーズ!…セイバーセイバー、セイヤーセイヤーセイヤー!!』
「はあぁぁぁぁぁっ!!」
『ギイィィィィィィッ!!?』

そして、渡り終え着地すると同時に右手を展開済みのディザーソードガンの手形にふれ魔法を発動させ、グランオーキッドを横一文字に斬る。

『ソニック!プリーズ!!』
「これで、どうです!?」
『がはあぁぁぁぁぁっ!!?』

胴体の真ん中からザックリと斬られ、ひざを突くグランオーキッドにさすがのプラントマン達も動揺の色を隠せず、すぐに彼女の近くへと集まってきていた。
ソニックリングは衝撃波を飛ばす以外にも、刃に付加する事で振動を直接相手にたたき込み、切れ味を増す使い方もあるのだ。
が、グランオーキッドの体は衝撃波をもはね返す程に頑丈なのだろう…数秒後にゆっくりと立ち上がるや、『みんな、
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