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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic3 増殖!?植物人間
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の子供達は優秀よ。あなた以上にね!!さぁ子供達よ、行きなさい!!』
グランオーキッドが右手を上げ進軍を指示するや、プラントマンは自分の腕から作り出した槍や剣を振りかざし再度ディザードにせまる。
が、ディザードはディザーソードガンをガンモードに組み直し、リングを右手中指に装着後手形を開きふれた。
『カモン・タッチング・シューティング・ゴー!…ライトニング・シューティング・ストライク!!』
「これで、どうです!」
ライトニング・バレットが発動し、目の前にいるプラントマンに命中、そのことごとくをなぎ倒していく。
しかし、命中したのは20体程…しかも最悪な事に残りのプラントマンはディザードの背後に素早く回りこんでいたため、死角から攻撃されダメージを受けてしまったのだ。
『キシャアァァァァァ!!』
「きゃあっ?!…くうっ。」
大したダメージではなかったものの、やはり数で押されてはディザードの方が分が悪い。
状況をつかんだマギカドラゴンは無理をせず退却するようディザードに提言するが、彼女としては早めにプラントマンを倒してグランオーキッドを倒したいため、引く事ができなかった。
『エリカちゃん、ここは一旦引いて体制を立て直そう。このままだと魔力切れで身動きがとれなくなる恐れが!』
「ですが、ホムンクルスにつかまっているあの人はどうします?」
そう、実はディザードにはもう一つ引けない理由があったのだ。
なぜなら、戦闘中にグランオーキッドの花の中央にいる上倉から出る、かすかな思念波を感じとっていたのだ。
誰か、助けて…私を救って…。
そして植物を…花を悪用する怪物を、倒して…。
その心の声を聞いてしまっては、彼女としても引くに引けないのである。
マギカドラゴンとしても、彼女の思念波を受けた以上何とかしなくては…と思っていたが、状況が状況なだけにまず一旦退却し体制を整えなければ、ホムンクルスにつかまっている彼女を助け出すどころか逆に自らのピンチを招いてしまう。
何より、リングがまだ完成していない事もあり、なおさら無理をさせる訳にはいかなかったのである。
『確かにわからなくもないけど、リングが完成してからでも遅くはないよ。…彼女なら大丈夫、まだ生体反応はあるから。』
「では、せめて…せめて一矢だけは報わせて下さい。退けるだけならできるはず…!」
『わかった、そこまで言うなら後はまかせるよ。ただし彼女だけは傷つけないでね。』
「大丈夫、絶対にあの人を傷つけたりはしませんから。」
が、グランオーキッドはディザードがとまどっているスキを突いて右手を高々と上げ、
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