第三章 リベン珠
第18話 幻想ロボット対戦外伝 すごいよ! サグメさん2/3
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! あなたも男のロマンというものを分かっていたのですね♪」
相方もマニアックな趣味をしていた事を鈴仙は思い出した。もう彼女には「あなた達女性ですよね?」というツッコミを入れる心の余裕もなくなっていた。
そんな鈴仙を尻目に、そのロボットは確かにその造型を完成していたのだった。
その外観は1980年代に主流になった、リアルな造型のロボットと例えればいいだろうか。つまり非常にスマートな様相をしていたのである。
そのアニメで稼働するような容姿でありながら抜かりなく悠然と足を踏みしめているのは、サグメとイシンの能力の賜物といった所だろうか。
実際にロボットを造るとなると、バランスを取る為に完全な直立二足歩行形式には出来ないのだ。ASIMOを例に挙げれば分かるだろう。
この光景を見ながら勇美は堂々と言うのだった。
「望む所です」
「……」
鈴仙はどこからツッコんでいいか分からなくなった。「望むな!」と言えばいいのか、そもそも何を望んでいるのか分からなかったのである。
取り敢えず、鈴仙は聞いておく事にする。
「それで勇美さん、これからどうするのですか?」
「勿論、こっちも対抗してブラックカイザーを出します」
「ですよねー」
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