私のお兄様になってください
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「あ、貴方を私のお兄様にします!決定事項です!異論は認めませんから!!」
ラウラは顔をかなり赤くして言い切ったが、その言葉に教室の空気は死んだ。
闇夜と魔理沙、レミリアとさとりも少し、ぽかんっとしていたが直ぐに再起動してラウラに言葉を放った
「ちょっと待てよ!なんでそうなるんだ!?」
魔理沙は驚きながらそう言った、ラウラは閃輝に抱きついたまま、魔理沙の方を
向いて口を開いた。
「私は霧雨 閃輝という大きな存在に救われたからです、まるで私を優しく包み込むベールの様に・・・だからです、魔理沙お姉様」
「お、お姉様!?・・・悪い気分じゃないぜ・・・///」
魔理沙はお姉様と呼ばれて満更でもないのか、帽子を深く被って頬を欠いている
それを見た闇夜は、閃輝に言葉を投げかけた。
「まあ、俺はなんとも異論は無いが・・・まあ、閃輝はどう思う?」
「俺は別に良いと思うけど、どう思うかなんて彼女の自由だし。俺は俺が認めたものの
全てを受け入れて護るさ」
閃輝はそう言い切った、それが閃輝の夢でもあるからだ。自分が護りたいと思ったものを
自分の全力の力で護ってみせる、それが閃輝の夢だから、閃輝はラウラの頭を撫でた。
「宜しくな、俺の妹」
「お兄様・・・はい!改めてお願いします!私のお兄様になってください!」
「ああ、OKだ」
閃輝はそれを了承すると、ラウラは嬉しそうに閃輝に更に強く抱きついた
一時的には、敵と認めたが、閃輝は彼女が本心からそう思っている事を感じ取り
ラウラを受け入れる事にした。レミリアはフランを、さとりは自分の妹であるこいしが頭を過ぎった。二人も閃輝の事を兄と慕っているからだ
が、それを良く思わない者達が居た。
閃輝は後ろから、何かが飛んでくるのを感じ、ラウラをお姫様抱っこして、横っ飛びして
それを避けた。
「オホホホホ、外してしまいましたわ」
それを撃ったのはセシリアだった、しかもISを纏い、更には箒は何所からが取り出した刀を握っていた。
「お、お兄様・・・///いきなりこんな事をされては・・・恥ずかしいです///」
ラウラはお姫様抱っこされているのが恥ずかしいのか、顔を赤くしている
「すまないが少し我慢してくれ」
閃輝はラウラに謝って、めんどくさくなったのか走って教室から出て行った
「「「待て〜!!!!」」」
箒、セシリア、鈴は怒りに任せて、そのまま閃輝を追う。それを見たシャルロットは
「あはは・・・こういうのを修羅場って言うのかな?」
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