私のお兄様になってください
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きたのか、閃輝は声を下げて威圧するように声を出した
その声は、教室に居る、他の女子達も背筋が凍りつくような声だった。
それをまともに受けている箒は身体が動かせなかった。
「先程黙って聞いていれば、俺はお前に行動を制限される筋合いは無い
俺の行動は俺の意思で決める。他人であるお前如きが口を出すな」
一つ一つの口調が強く、相手を今にも壊すような雰囲気を漂わせており
箒は恐怖しか感じなかったというより、感じる事が出来なかった。
が、次の瞬間、閃輝は後ろから誰かに抱きつかれた
「はいはい、そこら辺にしとけよな、閃輝♪」
「魔理沙姉・・・解ったよ」
抱きついたのは勿論の事、魔理沙であった
閃輝は魔理沙に言われて、声を元に戻して、リラックスした。
「落ち着いたよ、魔理沙姉」
「うんうん♪」
魔理沙は閃輝の頭を撫でて、教室の後ろで壁に寄り掛かっている、闇夜の隣に着いた
箒は、漸く身体を動かす事が出来、自分の席に着いた。千冬と麻耶が来たからだ
他の生徒に自分の席に着いた。そしてSHRが始まった
「ええ〜っと・・・今日は転校生?ッて言うのかな・・・」
教室でSHRの真っ最中
千冬の横で副担任の麻耶が困惑していた、心なしか疲れているようにも見える
「では入って来てください」
麻耶がそう言うと、ドアが開き誰かが教室に入ってきた
入ってきたのは女子の制服を身に纏ったシャルロットだ
「シャルル・デュノア改めましてシャルロット・デュノアです、宜しくお願いします」
「「「「「ええぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」」」」」
教室に女子達の驚きの声が轟く、その声の大きさと衝撃で窓ガラスは、大きく揺れている
「何!?美男子は美少女だって事!?」
「ええ〜・・・」
「ちょっと待って!昨日って男子が大浴場使ったよね!?」
その言葉にクラス全員から睨まれる、閃輝だが、当の本人は先程まで幻想郷にいたので
完全に濡れ衣である。勿論、レミリアとさとりはその事をしっかりと解っているので睨んでいない。寧ろ、他の女子を呆れた様子で見ている
「何を言ってる?俺は先程帰ってきたんだ、どうやって此処の風呂に入るんd
「一ぃぃぃぃいいいい夏ぁぁぁぁぁああああああ!!!!」・・・また煩いのが」
1組の教室に飛び込んできたのは、怒りを露にしている甲龍を纏った鈴
しかも衝撃砲を発射状態にしている。そしてそのまま発射した。
が、閃輝の前にラウラが素早く、移動してシュヴァルツェア・レーゲンを展開し
衝撃砲を完全に無効化した。
「感謝する、ありがとう」
閃輝は素直にラウラに、礼を言ったが、何故かラウラは顔を赤くし
身体を少しモジモジさせている。そして座っている閃輝に抱きついた。
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