私のお兄様になってください
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なった
共有とは共に分かち合うと言う意味。
「シャルロット、俺の能力を共有出来るか?」
閃輝は真面目な顔となり、シャルロットに語りかけた
シャルロットは少し考えてから口を開いた。
「う〜ん・・・多分行けると思うけど、能力は使う度に霊力を使っちゃうし。それに
共有するのが難しい物であるほど、それに比例するように霊力の消耗率も上がるんだ。
霊力を補充しながら出来ればベストなんだけど、まだ2個同時に使えないからさ、
閃輝の能力はレベルが高いから、今の僕だと共有した所で直ぐに霊力が尽きちゃうと
思うよ。それに補充だって補充する物によって時間だって掛るしね」
どうやらシャルロットの能力は完全に万能と言うわけではなさそうだ
今の話を聞く限り、シャルロットの能力は使用する度に、その使用に見合う霊力を
消費して使う事が出来るようだ。高い治癒をしようとすればそれだけ霊力を使い、
高度な共有をしようとすれば、見合う霊力を消費する必要がある。
補充だけは違うようだが、補充するものの質や量に比例するように時間を要するようだ
閃輝は納得したような顔をする
「成る程、高いクォリティの力を使おうとすれば、それに見合った時間か霊力が必要
って事か、まあ、俺の能力の共有は忘れてくれ。じゃ、外界に行くぞ」
閃輝は能力の微調整が、終了したようで能力を発動し、一枚のカードを取り出した
「行くぜ、スペルカード・・・速限『速度の海を統べる者』」
スペルカードを発動したと同時に、閃輝とシャルロットは、淡い蒼い光に包まれ
閃輝はシャルロットの手を握って、一気に加速した。
「ってはやいぃいい!!?」
シャルロットはあまりの速さに声を上げる、その間にも、速度は上昇し遂に
光速を突破し博麗大結界を越えて、IS学園の閃輝とシャルロットの室に転移にしていた
「ふへぇ〜・・・何時の間にかIS学園に着いてるよ・・・」
シャルロットは閃輝の能力の凄さを改めて実感していた
閃輝は荷物を適当な所に置いた。
「おい、さっさと着替えて山田先生の所行って来い。書類なんかは闇兄がやったらしい」
「あ、うん!」
閃輝はシャルロットが着替えるために、部屋を出て教室に向かった
廊下をさっさと歩いて教室に到着した閃輝は、本を取り出して読み始めた。
因みに本のタイトルは『違う世界』
閃輝は読書を楽しんでいると、箒とセシリアが近づいて来て、箒は強く机を叩いた
「閃輝!お前、何所に行っていたのだ!!?」
箒は何故か、閃輝が休みに家に帰っていただけ出るのに怒りを露にしている
そんな箒を、セシリアは抑えていた。
「お、落ち着いてください箒さん」
「煩い、黙っていろ」
箒に閃輝は流石にイライラして
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ