私のお兄様になってください
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「シャルロット、そろそろ行くぜ」
「あ、う、うん。じゃあ早苗さん。色々と有り難う御座いました」
シャルロットは早苗にお辞儀をして、お礼を言った
早苗は笑顔を振りまいて、シャルロットに答えた。
「こちらこそ、新しいお友達が出来て嬉しかったんですよ。何かあったら
連符で言って下さいね?力になりますから」
「うん!ありがと」
シャルロットは早苗を握手をして笑いあった、閃輝をそれを見て笑って、
霊力を使って浮かび上がり、シャルロットも覚えたての飛行術を使い浮かんで
閃輝の後を追った。この飛行術は閃輝が飛行するのと同じように霊力を使用する物で
早苗と慧音からやり方と霊力の使い方を教わって習得したものだ。
「随分と仲良くなったんだな」
閃輝はシャルロットが耐えられる様に、能力の微調整をしながらシャルロットに話しかけた
シャルロットは、笑いながらそれに答えた。
「うん!チルノちゃん達とも仲良くなったよ。早苗さんは僕が授業している時に
来て、それで話をしたら意気投合しちゃってさ」
楽しそうに早苗との思い出を語るシャルロット、それほど仲が良い友達が出来たのが
嬉しいようだ
「それと覇狼さんからの伝言だよ。レミリアとさとりは先に学園に戻ってるって」
「先にか・・・俺が寝すぎたか」
閃輝は若干疲れたような溜息を吐く
「ああそうだ、僕、能力が使えるようになったよ」
「は?」
シャルロットが何気なく言った言葉は、閃輝にかなりの衝撃を与えた。
まだシャルロットは幻想郷に来て3日しか立っていないのに現時点で、能力の発現?
閃輝でも、発現したのはフランとの戦いの中で、自らの死が近づいた時に覚醒したもの
そんな事も無く、途轍もない速さでの発現に閃輝は驚いた。
「は、速いな・・・」
「早苗さんがさ、能力使って僕の能力を、掘り出してくれたんだよ。
でも、上手く使うのに2時間ぐらい掛っちゃったんだけどね」
それでも十分すぎるほど速いが、閃輝は早苗の能力と聞いて、納得した
早苗の能力は『奇跡を起こす程度の能力』これは幸運とは関連性は無いが
主に天候を操り、雨乞いなどで使われている。
奇跡を起こすためには呪文詠唱が必要であり、奇跡の大きさに見あって
詠唱の長さが変わる。簡単な奇跡ならば一言で起こせるが、難しい奇跡であればあるほど
それに見合った長い詠唱が必要となってくる。
どうやらシャルロットの能力発現の奇跡は、それほど難しい物ではなかったようだ。
「で?どんな能力だったんだ?」
「僕の能力は、『あらゆる物を治癒し、補充し、共有する程度の能力』だよ
主にサポートとか、回復主体の能力かな?」
「共有・・・」
閃輝はシャルロットの能力の『共有』っと言う部分が気に
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