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緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―
T La bambina da I'ARIA…
第012弾 バイト中でも、有事の場合は参加する。
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「いや、ヒメがもうそろそろ帰ってくるし。ヒメ対策」
「なっ……。人を厄介払いに使うなよ」
「え、部屋が消滅しててもいいならこのままでも良いけれど」
「今すぐ帰る」

 私の言葉を聞いて青ざめたキンジはダッシュで寮に帰宅した。

「さて……アリア、なんか私に話したい事があるんじゃないの?」
「えっ……。わかるの?」

私の言葉に虚を突かれたアリア。

「まぁ…………大体ね」
「そっか…………。凪優、ありがとね。ママを助けてくれて」
「別に。感謝されることじゃない。アレは私もムカついたから」
「それでも良いの」

アリアはそう言って私の方に寄りかかる。

「そっか……」
「ねぇ、凪優」
「ん? どうしたの?」
「絶対、ママを助けよ…………ね?」
「ええ。元からそのつもりよ」

アリアの言葉に強く肯定する。
その後、私達はゆっくり帰途に着いた。
 余談だが、ヒメ対策の為に全速力で帰宅したキンジは、ギリギリ間に合ったそうな。
 そして、帰宅したヒメにめいいっぱい抱きつかれたそうな。当然、私達が帰る頃にはげんなりしていた。

 続くんだよ。
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