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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
財団-まえぶれ-
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でるからっ!」
もうやめていい。
そう思い、彼女の頭を自分のものから引き離そうとしたその時だ。
「ん…んんっ?」
「えっ…!?」
出るから、
そういうと武蔵ちゃんは夢中になってしゃぶりだす。
待て、なんで、どうして?
そう考えられる暇もなく、俺は彼女の口内にリビドーをほとばしらせた。
「く…んっ、んっ…。」
当たり前のようにそれを飲む彼女。
勿体無い。そう言いたげに残った精液を吸い出すようにすする。
そうやってひとしきり吸い終えた後、彼女はやっと解放してくれた。
「…どう?」
「ど、どうって…。」
何も言いようがない。
それにあれだ。
ひとしきり出し終えたから何かこう変に冷静になってると言うか…うん。
俗に言う賢者タイム真っ最中なので恥ずかしさが込み上げ何も言えない。
「あ、あのさ武蔵ちゃん。」
「?」
「わざわざ…飲まなくても…。」
「えっ。」
驚いたような顔の武蔵ちゃん。
「え、えーと…その…飲むのが当たり前とか…そういうのは?」
「いや、ないよ。それにわざわざ無理して飲まなくったって…。」
「む、無理なんかしてません!」
どうしてそこでムキになるんだろう。
うん、確かに無理をしているような感じはしなかったと思う。
それどころかぎゃくに、美味しそうにというか…味わっているというか。
ともかく、謎のムラムラは解消されたわけだ。
ズボンを上げ、ベルトを締めて俺達は旅を再開する。
するのだが…
「…。」
「…。」
遠くから、音が聞こえた。
空気を裂くような音が立て続けに何回か。
顔を見合わせ、確かに聞こえたと互いに確認する。
そして聞こえた音、これは紛れもなく
「今の音って…!」
「ええ、銃声ね。」
ついさっきも聞いたような音。
火薬の炸裂する、銃声の響きだ。
「…ッ!!」
無意識のうちに俺達は走り出す。
刀に手をかけ、さっき音のした方向へと。
思い付くのはさっきのような、銃を持った連中。
誰かが襲われてる可能性は非常に高い。
それに銃声がしたということは、戦闘が行われているということだ。
何が起きているのか、頭の中でアレコレ考えるが行ってみなければ分からない。
やがてしばらく走ると、開けた場所に出た。
そこにはさっきのような白い迷彩服を着た男達が複数人。
そしてそれらは、銃をかまえ一般人らしき2人組を取り囲んでいる。
いや、訂正しよう。一般人じゃない。
サーヴァントとマスターだ。
「助けましょう!大和くん!」
「ああ、分かってる!」
どちらが悪者か、
決まってる。あっちの複数人で襲いかかってる方だ。
囲まれてるマスターらしき男は丸腰であり、抵抗のつもりか両拳を
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