日向宅へのお誘い
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や、元々可愛いんだけどね。
精神年齢ん十歳からすれば、大体は可愛く見えるんだけどね。
「あぁ。行く」
とりあえずネジからのテリトリー上陸の許可を無下に断るわけもなく、私があっさりと頷くと、何処かネジはホッとしたような安堵の表情を浮かべたかに見えた。
しかしそうなると、分家と言えどもネジは日向だ。
父さんの後にくっついて見学しようとしていた日向を垣間見えるのかと、ちょっとだけテンションが上りそうになるけど表に出したらネジが拗ねるかなぁ。
まさか日向を観光地指定しているなどとは口が裂けても言えるはずがなく、私のシンプルな答えに満足し、ネジはこっちだと言いながら早々に連れて行く事にしたらしい。
けれどこれが、普段は冷静な表情を保っているランセイとしての仮面に皹を入れる事になるとは思わず、私はネジの隣を歩きながらのんびりと構えてた。
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