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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
東・京・壊・滅
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いしてんのは間違いなくお前自身だろうけどな。
「どうやら無事…ではないみたいだな。」
「…!」
そこに大和や武蔵、葵もやって来る。
「二人は大丈夫かよ。」
「ああ、刀をへし折られた。俺も武蔵も今は武器無しだ。」
「刀がなければ何も出来ないからね。今の私達はお手上げ状態なのです。」
あの時二人は確かに、正義によって武器を破壊された。
あんなに簡単に、菓子細工のものを壊すかのように、
そしてその他にも問題はある
「紫式部なら塞ぎ込んでる。不甲斐ない自分のせいだって。今の顔を…あたしに見られたくないって。今あんたの刑部姫が必死に慰めてくれてるけどね。」
そこにいるのかお前…。
でもそうだよな…
紫式部、確か顔面爆破されてたよな…。
「完膚なきまでにやられたが、どうする誠。」
「どうするって…。」
「はいそうですかと素直にサーヴァントを渡すタチでもないだろう?俺もお前も。」
「そうだけどよ…。」
代表は言っていた。
3日後にまた来ると。
その時に東京に全国のサーヴァントを集めておけと。
もしそれに従わなかった場合、日本全国は今の東京のようになると。
しかし俺達は自分の大切なサーヴァントを渡せるほど薄情な人間でもないし、奴の言うことに従うほど物分りのいい人間でもない。
ならどうするか?反逆するまでだが…
「しかしあの神代正義とかいう男…出鱈目な強さだったな。」
一番の難問として、まずそいつが立ちはだかる。
俺達サーヴァント4人がかりでも倒せなかったあの男。
恋を王と称え、自らをこの物語の主人公だと豪語した神代正義。
まず彼をどうにかしなければ、あいつの野望は止められない。
「悪い…1人にしてもらってもいいか?」
わからない。
どう考えても詰む。
まさに八方塞がりというやつだ。
何かいい案はないかと考えるが、現時点ではどうにもならない。
という訳で俺は彼らに別れを告げ、あてもなく歩き回ることにした。
?
「ひっでーなおい…。」
壊滅した東京を歩けば歩くほど、奴らの爪痕がどれほどのものが分からせられる。
一番わかりやすいものと言えば
「…!? 弟くん!?」
シルク・ドゥ・ルカンだったであろう場所、
そこに立ち尽くす弟くんの姿があった。
奴らの侵攻時にやられたのだろうか、顔や体のあちこちには血の滲んだガーゼが当てられていた
「ああ、探偵さん。」
「どうしたよそれ…!?」
笑ってみせるもそれはどこか悲しげな笑顔だ。
それに何より、弟くんにずっとベッタリで離れなかったジャンヌはどこだ?
まさか…
「弟くん…ジャンヌは」
「落ち込んでる。僕に怪我もさせて、イルカもほとんど死んだから。申し訳ないけどしば
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