暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第75話 空の危険区域、ベジタブルスカイに向かって駆けあがれ!
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えコレはキツイぞ……!


 凍てつく冷気の爆弾は俺達から体力と熱を奪い氷漬けにしていく。


「こ、このままじゃ死んじゃいますぅ!」
「安心しろ、ギャスパー!直ぐに温めてやるからな……シバリング!」


 俺はシバリングを使い氷漬けになるのを防いだ。だが何度も叩きつけられる冷気の爆弾に体力をどんどん削られていく。


(くそっ、シバリングは体力を大きく消耗する。唯でさえ酸素が薄い高地にいるんだ、これ以上体を消耗させるわけにはいかねえ……!)


 俺はシバリングを解除して息を整える。だがそこに何かが勢いよく落ちてきたので回避する、俺がいた場所に硬い何かが激突した。


「イッセー先輩!雹が降ってきました!」
「まるで爆撃みたいだわ!」


 小猫ちゃんは空から降ってきた物の正体を明かしイリナはまるで爆撃のように降ってくる雹を見て悲鳴を上げる。


「ぐうっ!?モタモタしていたら雹で穴だらけにされちまう!皆、一気に駆け上がるぞ!」


 俺は皆に指示を出してスカイプラントを駆け上がっていく。


「イッセー!前から巨大な雹が飛んできたわ!」
「私に任せて!滅びよ!」


 ティナの言うように前方から俺よりも大きな雹が飛んできた、それをリアスさんが滅びの魔力で消し去った。


「ナイスです、リアスさん!……!?リアスさん、危ない!」
「リアス!」


 リアスさんに賞賛の声をかけたが、一瞬嫌な予感がしてリアスさんに回避するよう指示を出した。だがそれよりも早く動いた朱乃さんがリアスさんを押し倒した。すると次の瞬間にはリアスさんの立っていた場所に雷が落ちてスカイプラントを焦がした。


「び、ビックリした……朱乃がいなかったら直撃していたわね……」


 焦げた個所を見てリアスさんが冷や汗を流す。だが今度はいくつもの雷が束のようになって俺達に降り注いできた。


「させませんわ!」


 朱乃さんはのの様棒を避雷針として使い雷を防いでいく。だが雷の量が多いため体力を消耗していく。


「凄い数ですわ……!このままでは……」
「朱乃先輩!僕が魔剣で雷を引きつけます!その間に移動してください!これ以上は危険です!」
「俺も協力するぞ、祐斗!」


 このままでは朱乃さんが危ない、そう思った俺と祐斗は協力して朱乃さんのフォロ―に入った。


「魔剣よ!」


 祐斗は雷を引き付ける魔剣を数本生み出して空に投げた。すると雷がそちらに流れていき朱乃さんから離れていった。


「ドライグ!5回倍加だ!」


 俺は赤龍帝の籠手で力を倍加して跳躍した。


「フライングレッグナイフ!」


 そしていつもの何倍もあるレ
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