第1章 模倣の神
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、しかも、神の部屋にしては汚すぎるし、そもそもこんなショタが神なのかも分からない、確認してみるか、
「貴方、ほんとに神なんですか?」
「、、、、」
目を瞑って急に黙り込んでしまった、まさか、この質問タブーだったりするのだろうか?、質問を変えてみよう
「あの、なんの神をやられているんですか?」
「、、、、」
これは完全に無視されている、
「あれ?あのー、まさか寝てます?」
自称神様の身体を揺らしてみる
「ンッ///」
急に変な声を出され俺はテンパって後ずさりしまった、
「あ、寝ちゃってた?!ごめんごめん!僕たまに急に眠くなって寝ちゃうんだ!」
「なんだよそれ、」
「あ、僕が本当に神様か知りたいんだよね!」
「聞こえてたのかよ、」
「紹介不足だったね!僕は模倣の神だよ!」
「模倣の神?なんですかそれ、もっとなんか、地の神とか、風の神とか、そーゆーのじゃないんですね」
「僕は神の中でも下の方だからね、名が通ってない方が普通だよ、」
神様に上下関係なんてあるんだ、など思ったが結局今はそれ以上に大切な事がある
「あのエリさん」
「なんだい?」
「今の俺ってなんなんですか?」
そう、俺は女体化しているのだ、
正直神様とかよりこっちの方が大切だ
「ごめんね!あのー、転生時に色々不具合が起きちゃって、、、性別変わっちゃった、」
「転生?なんですか?それ」
「へぇ、今どき知らない子いるんだぁ、意外だなぁ、」
エリは何か1人でボソボソ言っている、
「あの、もう一度聞きますね?転生ってなんですか?」
「そんな教えて欲しいなら、仕方ないなぁ
転生って言うのは別の世界から、違う世界へ魂ごと移動すること、普通だと直接異世界へ行くんだけど、僕の力不足で不具合が起きちゃってね、経由地点として僕の神の部屋をつかってるんだ、もう回復したし、行く?」
「え?ちょっと待ってください!
俺って死んでるんですよね?なんで生きてるんですか?」
「魂は死ぬことはないからねぇ、」
あくびをしながらエリは言っている、
俺は少しづつでも理解を頑張っている
「と、とりあえず俺は死んで魂だけ他の世界に移動させようとおもったらエリさんの力不足でここにいるってことでいいですか?」
「へへへ、申し訳ない、、、
あっ!何かお詫びをしたいな!、、、、、
ううん、何がいいかな、、、、あっ、あれでいいや!
君には僕とほぼ同じ能力の?模倣?をあげるよ!結構便利だし有効活用してよ!
あっ!時間が迫ってるね!じゃあ異世界生活頑張ってね!」
「えっ、ちょ、」
最後までショタに振り回され少し不機嫌な俺の視界は白い光で包まれた
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