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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
王と完璧と悪魔の敗北
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の剣で攻撃しようとするも
「無駄だよ。君程度、僕には及ばない。」
先手を打たれ、先に正義のカリゴランテの剣が舞に巻きついた。
「さて、このくらいでいいだろう。」
そうすると正義は北斎の吸収を途中でやめ、そのまま放り投げる。
外見上は無傷だが…
「力が…入らねぇ…!」
「危険です…現在の北斎様の霊基は…現界しているのでやっとの状態です!!」
「なんだって!?」
紫式部の解析により分かったがどうやら中身はボロボロのようだ。
「さて、我が王からは君は瀕死にとどめろと言われている。死なない程度に…遠慮なくやらせてもらうよ!!」
絡めとった舞をそのまま投げ捨て、動けない北斎にぶつける。
そしてまた正義の手には、別の武器
「この筆は…我が王ソロモン=レンの勇姿を描く至上の一筆!!くらうがいい!!」
北斎の大筆が握られていた。
「『
正義三十六景
(
ふがくさんじゅうろっけい
)
』!!神奈川沖浪裏すさびィッ!!」
振るわれた大筆からは大波が。
それは本来の宝具の持ち主である北斎、そして舞を飲み込んだ。
「お前ッ!!」
しかしここでは終わらない。
動かなくなった北斎を片手に抱え、舞は波を飛び越え正義に牙を剥く。
「ふっ、君も君だよ。いつまで三流英霊の武器を使うつもりだい?」
「ッ!!」
舞の雰囲気が、変わる。
「馬鹿にしたな…!彼を、アストルフォを馬鹿にしたな!!!」
「やめろ!!舞!!」
葵の制止も振り切り、彼は剣を振るう。
しかし、その剣は届くこと無く
「消えるがいいさ、『
終局的正義
(
ザ・ダイナミクス・オブ・アン・アステロイド
)
』ォッ!!」
モリアーティの武器、あらゆる銃器を複合した棺桶から放たれた光に、舞は飲まれてしまった。
「か…はっ…!」
そのまま地面に落ち、起き上がろうとするも力なく倒れる舞。
そして
「おうおう、いいザマだなクソガイジ、ゲロマンコ。」
彼の兄はその2人に歩み寄る。
「恋様、お下がりを!」
「大丈夫。安心しろ。俺はただ兄として弟に教育してやるだけだ。」
「…はっ。」
そう言われわ正義は大人しく引き下がる。
残る相手はそう、
「もうやるしかねーぞおっきー!全力で葵を援護しろ!! 」
「おっけー!!」
俺とおっきー。葵と紫式部だ。
「この野郎ッ!!」
「…。」
葵の目では捉えきれないスピードから繰り出されるパンチ。
しかし彼はそれを見ることなく受け止め、
「ふふ、どうしてだろうって顔だね。」
「…!!」
「その顔には二つの意味があるね?分かっているよ。簡単にパンチを受け止められたこと、それとさっきからキミの悪魔は僕にまじないをかけ続け
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