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歪んだ世界の中で
第七話 洋館の中でその十一
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筋肉がつけば」
「さらにいいんだね」
「今水泳もされてますよね」
「殆ど毎日ね」
 これもだった。いつも千春とプールに言っているからだ。
「泳いでるよ」
「それも大きいです。水泳は身体全体を使いますから」
「痩せるんだ」
「それに筋肉もつきます」
「何でもないようだけれど」
「それでもです。上城君は本当に変わってきてますね」
 その彼の変わってきている顔を実際に見て言うのだった。その真人の顔はとても温かい笑顔だった。その笑顔を彼に向けて。そのうえで話しているのだ。
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