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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第19話 繋がる『勇気』と『友情』! 新たなアーマー体、クロスオーバードラモン
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とを聞き出そうとしていた。
超ツナ「エクスブイモン、もう一度聞くぞ。お前は諦めるのか? それともダスクモンに勝ちたいのか? お前の今思っている本当の気持ちを教えてくれ」
ツナのその問いにエクスブイモンは……
エクスブイモン「……たい」
超ツナ「ん?」
エクスブイモン「俺は……ダスクモンに勝ちたい! 勝てないからと言って、このまま諦めるなんてできない!」
超ツナ「エクスブイモン……」
ダスクモンに勝ちたい、諦めたくないと言う本心を吐き出す。
それを聞いたツナは嬉しそうに微笑むと……
超ツナ「なら、俺と力を合わせよう」
エクスブイモン「え……?」
超ツナ「お前自身の成長の為に、デジモン同士の戦いには極力介入しないつもりだった……でも、それは俺の性に合わないみたいだ。お前が戦っているのを黙って見ているなんて、俺にはできないからな」
エクスブイモン「ツナ……」
超ツナ「誰かの戦いを黙って見届けられない俺は師匠とか家庭教師とか人を導く立場が向いてないって、自分でも本当に思う……でも、それで良いんだ。だって、それが俺ーー沢田綱吉って言う人間なのだから……」
苦笑しながらある意味開き直りとも言える言葉を呟くツナ。
だが、それは誰かが傷付くのを黙って見ていられない、誰よりも優しき心を持つツナと言う人間の本質が表れていた。
ツナはエクスブイモンに手を差し伸べると……
超ツナ「エクスブイモン、改めて頼みたい……俺をパートナーとしてお前と一緒に戦わせてくれないか?」
パートナーとして一緒に戦ってくれるかを問いかける。
それに対し、エクスブイモンは……
エクスブイモン「……フッ、そんなことを聞くまでも無いし、逆に俺の方から頼みたいぐらいだ」
超ツナ「! エクスブイモン……」
エクスブイモン「ツナ、俺と一緒に戦ってくれ! ダスクモンに勝つ為に……そして、皆を守る為に!」
超ツナ「ああ!」
ツナの手に触れながらそう答え、ツナもエクスブイモンの頼みに力強く答える。
互いの力量の差から微妙にちぐはぐであったツナとエクスブイモンの心が重なり合った……その時、ツナのデジヴァイスから先程より眩い光が放たれ、ツナの両手にある模様からも輝きが放たれる。
超ツナ「これは……っ!」
自身のデジヴァイスと両手の模様のその輝きを見た瞬間、ツナの脳裏にあるイメージが浮かび上がる。
それは……勇気のデジメンタル、友情のデジメンタル、スナイモンのデジゲノム、エクスブイモン、そしてツナ……この5つのピースを組み合わせることで誕生する新たなデジモンのイメージであった。
そのイメージを見たツナは……
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