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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第19話 繋がる『勇気』と『友情』! 新たなアーマー体、クロスオーバードラモン
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にするな。だがあのダスクモンって言うデジモン、手強いな……」
ブイモン「うん……でも」
悟空やバミューダの様な瞬間移動を持つ上、10年後の世界のメローネ基地で戦った霧の六弔花である剣士ーー『幻騎士』に匹敵する程の剣技、そして相手のエネルギーを吸収して自分の物にする特性を持つ妖刀ーーブルートエボルツィオンを持つダスクモンを、今まで戦って来たデジモン達より強く、手強い敵であることを改めて認識するツナ。
ツナ自身はまだダスクモンに対抗できているから良いものの、正直ブイモンが太刀打ちできる相手でないのは確かだ。
実際フレイドラモンのパワーも、ライドラモンスピードもダスクモンに通用していない。
それはブイモン自身も理解している……しかし。
ブイモン「それでも負ける訳にいかないんだ! 皆の為にも!」
超ツナ「ブイモン……ああ、そうだな。俺達は負けられないんだ! やるぞ、ブイモン!」
ブイモン「おう!」
倒された皆の為にも、絶対に負けられないと決意するツナとブイモン。
その時であった。
ドクンッ……!
超ツナ「っ!」
ツナは何かが鼓動するような感覚を感じた。
その直後にツナのデジヴァイスから眩い光が放たれる。
ダスクモン「ぐっ! この光は……!?」
ツナ「俺のデジヴァイスが輝いて……もしかして、進化か!?」
ブイモン「感じるよ、ツナ……俺の中に新しい力が目覚めるのを!」
ブイモンの体も輝き出し、自身の体内から新しい力が目覚めようとしているのを感じていた。
そして、ブイモンは……
ブイモン→エクスブイモン「ブイモン、進化ーー!! エクスブイモン!!」
ブイモンの面影を残し、高い攻撃力と背中の白い翼による飛行能力を得た成熟期の幻竜型デジモンーー『エクスブイモン』へと進化を遂げた。
超ツナ「ブイモンが、通常の進化を……!」
純粋な古代種故に通常の進化は無理だと思われたブイモンが成熟期に進化できたことに、ツナは子供の成長を喜ぶ親のような顔をしていた。
ダスクモン「この土壇場で新たな進化を得るとはな……だが、その力がこの俺に通用するかな?」
エクスブイモン「俺の力が通用しないかどうか、今確かめてみろ! エクスレイザー!!」
エクスブイモンはダスクモンに向けて胸のX字の模様からエネルギー波を放射する。
ダスクモン「ぬんっ!」
ダスクモンはエクスブイモンのエクスレイザーを二振りのブルートエボルツィオンを交差させて防御するが、僅かに後退する。
ダスクモン「ほう、大したパワーだ。流石は純粋な古代種と言ったところか……しかし、ただパワーが上がっただけでは俺に
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