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新ヘタリア学園
第千三十話  どのパラレルワールドの話か

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第千三十話  どのパラレルワールドの話か
 日本はそのタブロイド紙について妹さんにさらにお話しました。
「前に韓国さんをホワイト国から除外した時も」
「あの時もおかしなことを書いていましたね」
 妹さんも知っていることでした。
「私達の上司の方が感情的で」
「韓国さんの上司の方が冷静と」
「あの、幾ら何でも」
 妹さんもどうかというお顔になっています。
「あの時は私も思いました」
「明らかに事実と違いましたね」
「私達のいる世界のことを書いているのかと」
「私は本気で別の世界の私達のお話かと思いました」
 その記事を読んで、です。日本はこう思ったのです。
「どう見ても私達の当時の上司の方は極めて冷静で」
「韓国さんの上司の方は感情的でした」
「はい、もう上へ下への大騒ぎで」
「それであの記事を書けることは」
「もう脳内取材とかそんなレベルではなく」
「事実ですらないですから」 
 そこまでのレベルで酷くてというのです。
「私達の世界のお話か」
「パラレルワールドのことかと思いました」
 実際にこんな記事があったのです、日本のタブロイド紙ではパラレルワールドのお話が記事になるのかも知れません。


第千三十話   完


                 2021・2・7

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