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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
淫虐王S=レン/そして最終章へ…
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れました。しかし次こそは負けません。この身体、全てあなたの為に捧げます。」
「そうか、そいつは頼もしい。」

各宗教組織からやってきたが全く使えねぇ部下、幹部がいなくなった、もしくは俺様が腹いせに殺したから英霊兵や洗脳弾の作り方もわからない低学歴な職員共。
元は俺様のお下がりが欲しいからやって来たガイジ共だ。
そんな部下達を抱えた悩み多き俺様は、ある結論に辿り着いた。

「東京に行くぞ。」
「東京に…!しかし恋様!」

俺が直接行き、マンコ共をまとめてとっ捕まえてくる。
実にシンプルだ。

「出入り禁止だったか?それがどうした?俺は"王"なんだろ?」
「はい、確かにあなたはソロモン王ですが…」
「王がわざわざ人が決めたルールに従うか?ルールってのは偉いやつ、つまりは王が作るモンだ。だからこれから俺様は自由に東京に出入りしていい。」

東京に二度と足を踏み入れるな。
ヤクザやマフィアみたいな学なしの下級国民の奴らが決めたことにわざわざ王である俺様が従う道理などない。

「お前は置鮎と契約を結びサーヴァントとなれ。出発は昼だ。」
「仰せのままに。」

そう言い、俺様は自室にこもる。
これから戦いに赴くわけだからな。
セックスしてたっぷりと英気を養わなけりゃならない。

さぁ覚悟しろマスター共。
てめぇらが不当に連れているマンコ共、俺様がまとめてかっさらってやるからよ。



?


時刻は遡り、一日前。

「かんぱーい!!!!」

シルク・ドゥ・ルカンの医務室。
そこでは打ち上げが行われていた。
え、なんで医務室でやんのかって?

「はい弟くん、あーん。」
「大丈夫、自分で食べられるから。」
「ダメですよ!さっきもそう言ってスプーンを落としたじゃありませんか!!ほら!お姉ちゃんが食べさせてあげますからね!!はい!!どうぞ!!!」
「やめてみんな見てるから!!!」

マスクの副作用により、弟くんが動けなくなったからだ。
一応、前回よりかはいくらか動けるらしいが、最初は本当に指一本動かせないほどのレベルだったらしい。

で、副作用といえばおっきーなのだが
ショーが終わった直後のことだ。

「ほら、医務室まで連れてってやるから。」
「…。」
「おい、聞いてんのか?」

出入口にて立ったまま動かないおっきー。
自分の両手を見つめ、微動だにしない。
いくら返事しても反応がないのでさすがに心配になり、肩を叩くと

「あのねまーちゃん…。」
「どうしたよ。」
「痛くないの…。」

ガッと俺の肩を掴み、嬉しそうに言ったのだ。

「姫!全然痛くないの!!!」


と、場面を現在に戻そう。

「お前、ホントに何ともねーの?」
「うん。全
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