第120話
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「まあ、今のリィンがそうなった原因も並行世界の零の御子が一番の原因だと思うけどね。」
「そうだよね〜。何で並行世界の零の御子はリィンばっかり贔屓にしているんだよ〜!」
「全くだぜ……しかも元々リア充野郎だった癖にそれが更に強化された上、ハーレムメンバーと既にうらやまけしからん関係になっているとかリィンだけズルすぎだろ!?」
「いや、”本来の歴史”の事を考えるとミリアムとクロウだけは並行世界の零の御子に文句を言う筋合いはないだろ。」
「”本来の歴史”だと、ミリアムとクロウもリィン同様最後はかなりの高確率で犠牲になるって話だもんね……」
舌打ちをして不愉快そうな表情を浮かべたアッシュの言葉に同意したフィーはジト目になり、不満げな表情で呟いたミリアムと悔しそうな表情で呟いたクロウの言葉に対してマキアスは呆れた表情で指摘し、エリオットは複雑そうな表情で呟いた。
「それはともかく……ベアトリースもそうだけど、あのルシエルとかいう天使はベアトリース以上に相当に厄介な相手ね……」
「”策”を練る事もそうだが用兵術も兄上に引けを取らない上、奴自身の戦闘能力も高いからな。」
「うん…………それにルシエルさんに従っている天使族の人達の連携力も相当なものだったよね……」
真剣な表情で呟いたサラの言葉に頷いたユーシスは話を続け、トワは不安そうな表情で呟いた。
「戦闘能力が秀でている相手よりも、ああ言った手合いの方がやりにくいから、敵に回せば厄介過ぎる相手なのよね……」
「ああ。気づけば俺達が奴等の掌の上で踊っていた……なんて事になりかねないからな。3年前のクソガキによる”お茶会”の時のようにな。」
「あ、あはは………そ、それよりもわたしはレジーニアさんっていう天使さんが気になっています。その天使さんは”研究者”を名乗ったとの事ですから、どんな”研究”をしているのとか技術者の一人として話をしてみたいですし。」
「ふふ、ティータちゃんらしいね。」
疲れた表情で呟いたシェラザードの言葉に続くように目を細めて呟いたアガットの言葉にティータは苦笑し、ティータが気になっている人物やその理由を知ったアネラスは微笑ましそうにティータを見つめた。
「つーか、あのシスコンリア充剣士の事だから、ルシエルとかいう天使もそうだがそのルシエルの部下の天使達は”契約”はしていないようだが、最終的に全員落として”契約”するんじゃねぇか?」
「”契約方法”は今までの事を考えると当然”性魔術”とやらだろうね。くっ……!リアル天使の仔猫ちゃん達とのハーレムを築いた挙句酒池肉林を現実にする可能性があるなんて、羨ましすぎるじゃないか……!」
「クロウ君とアンちゃんも今気にすべき所はそこじゃないよ……
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