暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
水・着・勢・揃(後)
[9/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
昔から変わんねぇからなキュア☆おっきー!!」

さぁ、これで役者は揃った。

「行くぜ…相棒。」
「おっけー!もうこうなったらやけくそだもんね!!」

後で筋肉痛になろうがどうなろうがもう関係ない。
おっきーの目には確かにそう言った覚悟があった。

「で、まーちゃん。」
「仮面探偵ジョーカー。」
「そ、そうだね…ジョーカーだね…というわけでジョーカー、あの目ん玉飛び出てる悪役を倒すにはどうしたらいいの?」
「ああ、あいつを倒すにはヒロイン全員の力を集結させることが必要だ。」

じゃあ全員で必殺技を叩き込む。
それは違う。

「それじゃあよろしく頼むぜ…キュア☆マリー。」
「はぁい!」

全員の視線がキュア☆マリーに集まる。
彼女が掲げているのはバレーボール。
しかしそれは黄金に輝く、いつもとは違う特殊なバレーボールだったのだ。

「これを使ってみんなの力を1つにするの!そーれっ!」

マリーがトスし、ボールが高く打ち上がる。

「なるほど!つまり全員でトスすればいいわけね!!」

飛び上がった武蔵がボールを受けとり、次なる人物へと回していく。

「お栄ちゃん!!」
「合点だ!!」

滑り込むようなスライディングでボールをギリギリキャッチ。
彼女もまた次へとパスを回していく。
しかし

「そのようなこと…させるかぁぁぁ!!!!」

この悪役は、必殺技を待ってくれるタイプではなかった。

「縛り付けてくれる!!」
「キューティーパープル!あぶない!!」

またキューティーパープルが触手の餌食になってしまう。
誰もがそう思った時だ

「来い!!」

マスク・ド・ルカンがそう叫ぶ。
するとプールから巨大な影が飛び出し、迫る触手を噛みちぎったのだ。
その巨大な影とは

「よくやった。リースXP!」
「あそぼ」

鮫だ。
夏イベントでご存知の、あのリースXPである。

「私の相棒、リースXPだ。」
「あそぼ」
「お、おう…。」

無機質で真っ黒な目が俺を見据えてくる。
いやこえーんだけど。

「次、お願いします!」

さて、必殺技妨害というタブー中のタブーをなんとか乗り切り、紫式部にボールがまわり無事トスをする。

さぁ、残りは2人のエネルギーのみ。

「行きますよキュア☆おっきー!二人同時にパワーを送り込み、プレラー・Tにキツいお灸を据えてあげましょう!」
「え!?同時!?」

キュア☆おっきー、
キュア☆ドルフィン。
偶然にも、トリを飾るのは最初に誕生した2人のヒロインだった。

「タイミングを合わせてください!!」
「わ、わかった!!」

落ちてくるボール。
二人同時に飛んで強烈なスパイクを叩き
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ