暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
水・着・勢・揃(後)
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相棒だ。」
「相棒?」
「お前とキュア☆ドルフィンのように、俺にも相棒のヒロインがいるのさ。」
「じゃあその相棒はどこに…?」

数歩歩き、観客に向け俺は両手を広げる。

「という訳だ!!俺の相棒を呼ぶにはちょっと皆の力を借りたい!!」

観客達も勿論知っている。
これから誰が来るのか、
誰を呼ばなきゃならないのか、
そもそも宣伝しまくったんだ。当然その子目当ての観客がたくさんいるに決まってる。
さぁ、呼ぼうぜ。

「さぁ!引きこもりのお姫様を呼んでやろうぜ!!ご唱和下さい!姫の名を!!せーのォ!」

「「「「「早く来てーっ!!キュア☆おっきー!!!!!」」」」」

観客が1つとなり、全員が彼女の名前を呼ぶ。
さぁて、お前にはこの期待を裏切れる度胸はあるか?
ないよな?
サーヴァント全員が出て、さらにはマスターである俺も出場した。


「みんな出てるし…まーちゃんも出てる…こんなの…こんなの!!

もう姫が出るしかないじゃん!!!!!」

そうして彼女は、表舞台へと飛び出した。

「よくやった。」

マスタードライバーのバックル部分に聖晶片をセットし、スイッチを押して叩き割る。

「さぁ来い!キュア☆おっきー!!」

触手達にまるで雨あられのごとく降り注ぐ銃弾。
蜂の巣状態となり、最後にとどめのロケット弾を撃ち込まれ爆散。
その爆炎をバックに降り立ったのはそう、

「キュア☆おっきー!只今参上!!!!!」(やけくそ)

まちかねたキュア☆おっきーだ。

「また新手!?しかしその程度では」
「させない!」

キュア☆おっきーは両手のマシンガンを投げ捨て、ライフルをかまえる。
狙うはプレラー・Tではなく。

「そこっ!」

彼の手にある、触手達を無尽蔵に生み出せる宝具、螺湮城教本(プレラーティーズスペルブック)だ。
射撃においては右に出る者はいないキュア☆おっきーの命中精度は正確であり、見事にそれを撃ち抜いた。

「なっ…!」
「どうだ!!これでもう気持ち悪いのは出せないでしょ!」

螺湮城教本は撃ち抜かれ、塵となって消える。
今召喚された触手達も魔力の源を失い、どんどん弱っていくではないか。

「キュア☆おっきー!来てくれたんですね!」

そうした活躍を見せた後、おっきーにジャンヌやその他ヒロイン達が駆け寄る

「来てくれるって信じてたわ!キュア☆おっきー!」
「だ、だってあそこまでされたらもう出るしかないじゃん…。」
「でも良かった!」

マリーに手を握られるおっきー。
観客席も大いに盛り上がっている。

「キュア☆おっきーが帰ってきたぞ!」
「やっぱすけべだなぁ!!」
「色んなヒロイン出たけど俺の推しは
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