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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
水・着・勢・揃(後)
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思いが載せられた輪はいつもより切れ味は良く、次々と触手を切り落としていった。
「違いますジャンヌ!違うのです!!あれは気の迷いといいますか…そう!つい勢いに任せて口に出てしまったのぐはぁ!!!」
問答無用。
そう言わんばかりに彼の顔面にバレーボールが炸裂した。
「すごくいい狙いよ!キューティーパープル!今度一緒にビーチバレーをしましょう?」
「王妃様にお褒め頂く上にお誘いなんて…香子、光栄です。」
「そんなの気にしないの!今は同じヒロイン同士。身分なんて関係ないわ!」
キュア☆マリーが投げ上げたボールをキューティーパープルがスパイクでプレラー・Tの顔面にぶつけたようだ。
にしても紫式部…バレーボール似合うよな。
「なんかいいよね。ママさんバレーの人みたいな背徳感あってさ。今度ブルマでも着せよっか。」
ショーをR-18にしかけたおめーは黙ってろクソレズ。
「…。」
さて、場所は移り変わり控え室。
そこでは思いが揺らぎ始めるおっきー。
もうひと押しって感じだな。
「よし。」
「え、どこいくのまーちゃん。」
カバンからあるものを取り出し、俺は控え室から出ていく。
「ちょっと野暮用だよ。ま、お前はじっくりショーの様子でも見ててな。」
取り出したもの…隣町の暮馬からもらったベルト、マスタードライバーを腰に巻き俺は階段を上がっていく。
マスタードライバー。
ただ聖晶片を砕くためのアイテムではなく、装着者の身体能力を向上させる機能がついている。副作用はナシ。
え?なんならこれ弟くんに渡せばよかったって?
生憎一つしかなくてな。
それにこれは今から、
「どうやら"切札"は…常に俺のところに来るようだぜ…!」
俺が使う。
あ、最後のは言ってみたかっただけ。
?
「ハァ!」
「なんのこれしき!!」
ヒロイン達がジルを抑えている中、
ブラックバード様とマスク・ド・ルカンの戦いは熾烈を極めていた。
一見互角に見える戦い。
だが、
「くっ…!」
「おいおいどうしたマスク・ド・ルカン?」
「貴様…一体何を…!」
彼は、徐々に劣勢になっていた。
「聞かれれば答えてやろうか?俺様は今までの俺様とは違う!言うならばネオブラックバード!今まで倒されてきた奴らの怨念を取り込みパワーアップした究極の姿だ!」
見た目に変化こそないが、ブラックバード様はパワーアップしたのだと言う。
「そしてついさっき!メカクレスキーの怨念を取り込みまさに無敵となった!今の俺様の強さは1万の軍勢を相手してるのに相当するぜぇ!!」
「なんだと…!?」
そう言われると確かに、ブラックバード様改めネオブラックバード様の周囲にはいかにもダークな感じのオ
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