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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十三話 誰が強いの? 1
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休憩室に集まる事にした。

108部隊に行くまでは自由時間だから、のんびりしようと思っていた矢先にスターズとライトニングの主張がぶつかり合った。

と言う事でスターズの主張。

「やっぱ、なのはさんじゃない?航空戦技教導隊の教官で、負傷ブランクがあったとは言え、10年飛び続けた歴戦の勇士なんだし」

「エース・オブ・エースは伊達じゃないだろうしね」

スバルとティアナがそう言うが、それで黙るライトニング……と言うか、エリキャロじゃない。

「でもフェイトさんだって事件の現場に向かい続けて、手荒な現場でも陣頭に立って解決してきた一線級の魔導師ですよ!」

「空戦ランクは、なのはさんもフェイトさんも同じS+ですし!」

エリオとキャロがそう反論する。

とまあ、それぞれの隊長が強いとか言い合っている。

「いや〜、ヤッパなのはさんでしょ!」

とスバルが言えば、

「フェイトさんも負けてないと思いますっ!」

珍しくエリオも返す。

その様子を、オレは缶コーヒーを飲みながらボケラー、と眺めていた。

まあ、スバルにとって高町隊長は憧れだし、エリオとキャロにとってハラオウン隊長は家族だからな。お互いに譲らないか?

いや、スバル。お姉さんなんだから、そこは譲ってやれよ。

のんきにそう考えていたら、今度はティアナが別角度で切り込んで来やがった。

「ってか、六課で一番強いのって誰なのかしらね?八神部隊長や副隊長達もかなりのもんだし」

「「「あ……」」」

どうやら、六課で誰が一番強いかに興味が移ったらしい。

「おいおい、強いって言ったって……」

さすがに呆れてオレが口を挟んだ時、そこに乱入してきた人物がいた。

「そーゆー事なら私も交ぜなさーい!」

「ア、アルト!?」

突如現れたアルトさんが、テンション高くスバルの手を引っ張る。

「さあさあ、移動移動!みんなもきて!」

訳が分からないままオレ達はアルトさんに引っ張られ、ヘリの整備場まできた。

そして……

「と言う訳でっ!」

いつの間にか集まった整備スタッフにアルトさんが煽るように叫ぶ。

ノリノリだ。

「第一回!機動六課で最強の魔導師は誰だか想像してみよう大会!」

なぜかスバルまで司会しているし!?

「……なぜこうなった?」

「さあ?」

オレとティアナは、このジェットコースターな展開についていけないでいる。エリオとキャロも、キョトンとしてるよ。

そんなオレ達を置き去りに、スバルとアルトさんがその場を仕切る。

「鉄板の最強候補は5人!」

高いテンションのまま、アルトさんが進行する。

「近接最強!古代ベルカ式騎士!ヴィータ副
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