暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第74話 天国への階段か、地獄への奈落か。目指せ、天空の野菜畑ベジタブルスカイ!
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からもお互いに助け合っていこうぜ!」
「は、はい!」
出会ったばかりの僕を仲間だとはっきり言ってくれたイッセー先輩に、僕は満面の笑みで答えました。
「よし、再びベジタブルスカイに向かって頑張ろうぜ!」
『応っ!!』
イッセー先輩の声に全員が力強く答えました。
「んっ?あたりが暗くなってきたね……」
「風も強くなってきましたね」
祐斗先輩は辺りが暗くなったことに首を傾げて、ルフェイさんは風が強くなったと言います。
「きゃあ!?」
「さ、寒いですぅ!」
すると突然冷たい風が僕達に吹いてきました。一瞬で体の体温が大きく奪われてしまうくらいの冷たい風でした。ライタースーツというのを着ていなかったら凍え死んでいたかもしれません。
「な、なにあれ!?」
するとティナさんが驚いた声を出されたので彼女を見て見ると上の方を向いていました。釣られて上を見た僕は凄く驚きました。
「く、雲の化け物……!?」
リアス部長の呟きの通り、まるで雲に大きな顔が現れて僕達を見下ろしているみたいでした。
「おいおい……親父の奴とんでもない場所で修行をさせやがるぜ」
「イッセー先輩、あれって……」
「あれは空の立ち入り禁止区域『積乱雲』だ!」
小猫ちゃんの質問にイッセー先輩は冷や汗を流しながらそう答えました。
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