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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
水・着・勢・揃(前)
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飾北斎たァおれのこと…!」
そこにいたのは葛飾北斎。
だが、雰囲気は今までと全く異なるものであった。
「サァサァかかってきな悪党共!悪さする奴らは例え神様仏様とと様が許したとてこのおれが許さねェ!全員まとめてなます切りでい!!」
と、かっこよくポーズを決めドヤ顔する北斎。
「っと、どうだいマイ?今のおれ、どう見える?」
「すごくかっこいいしかわいいよお栄ちゃん!きちんとビデオカメラにもおさめたし、あとで一緒に見ようね!」
「ったく…可愛いは余計だってんだ。」
なんであいつはいつの間に観客席にいるんだよ。
「というわけでそこな御三方、そこのうねうね気持ち悪いタコ足はおれに任せナ。」
ステージに降り立ち、刀を抜く北斎。
触手からやっと開放された紫式部も復帰し、なんとか持ち直すことが出来た。
「あなたは一体…!?」
「おれかい?おれァ水着剣豪、仙女見習いの葛飾北斎!人呼んで謎のソードファイターセイバー北斎だ。」
「なるほど…では私の妹ですね!謎の北斎さん!」
自己紹介をしたがお姉ちゃんには妹判定を受け、さらには変な略され方をされてしまった。
『そう!あれは仙女か!?剣豪か!?いや違う!あれは謎のソードファイターセイバー北斎!謎のソードファイターセイバー北斎じゃないか!!』
『知ってるんですかジャガーマンさん?』
『あ、知らない。初耳っす。声に出して読みたかったなと思って。』
「いいぞ謎の北斎!触手なんざぶったぎってやれ!」
「シンブルな白ビキニいいな謎の北斎。ああいうのでいいんだよああいうので!」
「歩く黒歴史だよな謎の北斎。かわいいからいいけど。」
北斎は振り向き、観客席の方を見る。
彼女の糧は観客の応援ではない。
「おれの活躍…その目でジッと焼き付けナ!」
そこでじっと自分の事だけを見てくれてるマスターだ。
「おのれ謎の北斎!!こうしてくれるわ!!」
プレラー・Tは怒り、再び触手を召喚し彼女らを叩き潰そうとする。
しかし侮ることなかれ
「おれ達水着剣豪を…!」
「舐めてもらっちゃ、困るのよねッ!」
「!?」
触手はヒロイン達に辿り着く前に武蔵と北斎によって切り刻まれる。
「ハッ!なんならタコ焼きにでもしてやろうかい!」
「ななな…なんという!私の手塩にかけて育てた名伏しがたきペット達が…!」
「落ち着けプレラー・T!!まだ俺達が負けたワケじゃねぇ!!」
取り乱すプレラー・T。しかしブラックバード様の言う通り負けた訳では無い。
こちらにはまだ手下の雑魚敵がわんさかいるのだから。
「野郎共!やっちまえ!!」
手下に命令を下すブラックバード様。
しかし彼らは1歩たりとも動かないのであった。
「
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