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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
水・着・勢・揃(前)
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そうだ!!どうするキュア☆ドルフィン!』
うねる触手。
それはプレラー・Tの指示を受けると一気に3人の方へと伸びていく。
「なんのッ!」
迫る触手達は出禁の武蔵が次々と輪切りにしていくも、その量はあまりにも多く
「ああっ!」
「いけません!キューティーパープルが!!」
お姉ちゃんと自分を守ることは出来たものの、それ以上をカバーしきることは難しかったようだ。
「フッフッフまずはあなたからにしましょうか、キューティーパープル…。」
「くっ…離しなさい…!」
「さぁて、その強気な態度がどこまでもちましょうか?」
「ああっ!く、うぅ!!」
触手に巻き付かれ、強い締め付けがキューティーパープルを襲う。
さらに触手の先端はキューティーパープルの口元へと伸び、無理矢理押し込んでいくでは無いか。
おいやめろよ。
これ子供向けのショーなんだぞ。
『これは思わぬファンサービス!お父さん方がみんな前かがみになってしまった!どうするキューティーパープル!?どうなってんだヒロインショー!どうしましょうシロウさん!』
『私に振らないでください。』
「やりたい放題じゃねーか。」
「あたしがやれって命令した。」
「…え?」
場所は変わり俺達のいる控え室。
カメラ越しにキューティーパープルのサービスシーンを見てた葵は悪そうな笑顔を浮かべながらそう言った。
「そういうの好きだから多少遊んであげてくださいって。」
「少しは考えろよ!大人はともかくお子さん方の性癖歪んじゃうだろ!!」
葵はすっかりご満悦の様子。
そんな時だ。
「随分と派手にやってるみたいですね。」
「?」
いつの間にか控え室に何者かがやってきた。
見た目は子供のそいつは確か…。
「こんにちは。あなたが確かヒロインショーの発案者でしたっけ。」
「まぁそうっすね。あ、俺は」
「話には聞いてますよ探偵さん。僕はギルガメッシュ。このシルク・ドゥ・ルカンのスポンサーをつとめてます。」
と、名刺を渡されたのでこちらも名刺を交換する。
そう、彼こそがこの会場を支えるスポンサー。
子供のギルガメッシュだ。
「そんなスポンサー様が、なんの用ですかね?」
「いえ、何か楽しそうな雰囲気だったので思わず寄り道して来ちゃいました。お客さんもいつもよりいますし、どうやら大盛況みたいですね。」
「それはどうも。」
「ですが…派手にやりすぎでは?」
セットを破壊し、派手な爆発起こしたりしてる。
それはやはりスポンサーとしては黙ってはいられないようだ。
何を言われるんだろうなぁとかまえていると
「まぁでも、お客さんも楽しそうだしいいと思います。弟くんの顔が死んでますが、やはりお客さんの笑顔が1番です
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