第五話 少しずつその十三
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のだった。希望も千春も。
そのことについて話してからだ。千春は。
その微笑みをさらに明るくさせてだ。希望に述べるのだった。
「千春もわかったの」
「寂しさ。そして不幸が」
「そして幸せが。希望と一緒にいるようになってわかったから」
それによってだというのだ。
「だから希望とこれからもね」
「こうして一緒に」
「いたいの。だから今もね」
そのだ。今もだというのだ。
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