第五話 少しずつその十二
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ったの」
「僕と一緒にいるようになって?」
「わかったの。ずっと寂しかったの」
「あれっ、寂しいって思ったことなかったんだ」
「一人のままだと。ううん、山で皆がいてくれたけれど」
「それでも?」
「寂しいかったの。千春はずっと」
今のなってだ。その寂しかったことを感じることができたというのだ。
そして何故感じるようになったのかもだ。千春は希望に話した。
「希望と一緒にいて。楽しくなってわかったの」
「それからだったんだ」
「ずっと一人だと寂しいってこともわからないんだね」
「ううん、じゃあ僕はずっと寂しいって思ってたのは」
孤独、それを感じていた理由をだ。希望はわかったのだ。
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