第四百五十一話 勇者の弟子達その十二
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「仮面ライダーの人達なんだね」
「クピイ」
「わかったよ、じゃあ名乗らせてもらおう」
鼠は急に気取った目になって仕草も恰好付けて言って来た。
「僕は大鼠のチウ、武闘家さ」
「そうか、わかった」
慱がチウに応えた。
「私も名乗ろう、壇黎斗という。神である」
「あの、この人普通じゃないよね」
チウは壇のポーズまで付けたにやりとした言葉を受けてすぐにダイに問うた。
「そうだよね」
「他の人達からそう言われているよ」
ダイも否定しなかった。
「この人は」
「やっぱりそうだね」
「俺もそんな気するし」
「じゃあこの人についてはゴメちゃん以外の隊員にも言っておくよ」
「ふむ、来てくれたか」
今度は魔法使いの服を着た老人が出て来た。
「遂にな」
「思ったより早かったわね」
「そうだな」
今度は僧侶の服を着た女とゴリラに似た顔のピンクの鎧の大男が出て来た。
「もっと遅いと思ったら」
「その間遊びに行こうと思っていたけれど」
「ったくよ、ちょっとカジノに行こうと思ってたのにな」
目つきの悪い勇者を思わせる服装の男も出て来た。
「しょうがねえな」
「この人達も今は俺達の仲間です」
ダイはライダー達に今出て来た四人のことも話した。
「実は強いです」
「実は、余計だろ。確かにダイ達には劣るけれどな」
目つきの悪い勇者が言ってきた。
「これでもレベル四十になったしな」
「そうよ、バグスターも何とか倒せてるし」
「俺達だってやることやってるぞ」
僧侶と戦士も言ってきた。
「今じゃ更生したしな」
「そんなに悪いことしてないわよ」
「まあ人の家に勝手に上がり込んでものは漁っとらん」
魔法使いは笑って言った。
「そんなことはな」
「それ犯罪だろ」
九条は魔法使いに即刻突っ込み返した。
「この世界でも流石に」
「勇者はしていいらしいんです、これが」
ポップが九条のその問いに答えた。
「どうも」
「そうなのか」
「はい、勇者がそんなことしても」
「誰も何も言わないんだな」
「どうも」
「だからそんなこともしていないからな」
勇者は九条に力説した。
「今じゃここでバグスター達と戦ってるからな」
「だといいけれどな」
「もう小悪党みたいなことは卒業したんだよ」
「実際お前さん達そうだったしな」
今度は杖を持った頭と身体が一緒になってそこから手足が生えた様な姿の老人が出て来た、身体の色は青い。
「全く、あの時は参ったぞ」
「この人が俺の祖父ちゃんです」
ダイはその老人、モンスターである彼のことを話した。
「ブラス祖父ちゃんです」
「うむ、宜しく頼む」
ブラスもライダー達に名乗った。
「鬼面道士じゃ」
「こちらこそ宜しく頼む」
鏡が冷
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