第四百五十一話 勇者の弟子達その七
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「力を合わせればね」
「勝てるんですね」
「バーンにそうなったみたいに」
「そうだよ、僕達も戦うから」
「俺達と力を合わせて」
「そうしてですか」
「必ずね」
約束する言葉だった。
「勝とう」
「その為にだ」
花家が鋭い声で言ってきた。
「これからだ」
「俺達の世界にですね」
「行かせてもらう、そしてだ」
「一緒に戦ってくれますか」
「そうさせてもらう」
ポップに対して答えた。
「是非な、だが」
「だが?」
「俺達のことは君達はまだよく知らないな」
「ええ、それは」
実際にとだ、ポップは花家に答えた。
「皆さんの名前位しか知らないです」
「そうだな、それをだ」
「皆さんの詳しいことをですか」
「見させてもらう」
「訓練を通じてだ」
鏡も話した。
「そうさせてもらう」
「その時にですね」
「変身してな」
そのうえでというのだ。
「それでいいか」
「はい、お願いします」
ポップは目を確かなものにさせて頷いて答えた。
「その時は」
「それではな」
「あとバグスターのこともね」
鏡の父は自分達の今の敵のことを話した。
「詳しいことがわかっているから」
「あの連中ですけれど」
ポップは鏡の父にそのバグスターのことを話した。
「またかなりです」
「強いよね」
「ダイでも一対一でやっとで」
「流石にバーンやハドラー程じゃないですが」
ダイはその最後の敵や好敵手のことから話した、かつての戦いの。
「並のモンスターより遥かに強いです」
「あんな強い奴等とよく勝ってきましたね」
ポップは右手を立てて左から右に動かしつつライダー達にやや目を顰めさせてそのうえで話した。口元も少し尖っている。
「ライダーの人達は」
「だからそのこともね」
「連中のことをですか」
「知ればね」
そうすればというのだ。
「かなり変わるから」
「連中のことをですか」
「細かくデータ化してファイルにしているから」
「ファイル?」
「ああ、書だよ」
鏡の父は彼等の世界に合わせて話した。
「言うならね」
「そうですか」
「その書を読んでもらって」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「あいつ等のことをわかれば」
「その分強くなるし」
それにというのだ。
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