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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
姉と出禁と紫の未亡人
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を出し、本能で動き出す舞。
しかしその箱は閉じられ。
「え…。」
「ごめーん。今の舞には上げられないかなー?」
「なんで!?どうして葵ちゃん!?僕それ食べたいのに!買ってきてくれたんじゃないの!?」
「ああ、確かに買ってきたよ。お前のためにな。」
「じゃあなんで…!」
そういう舞の目の前に、まーちゃんが人差し指を向ける。
「条件がある。たった一つだ。その条件さえ飲めばお前はこのモンブランを食べられる。」
「一つ?一つだけ?やりますやります!ぼくなんでもいうことききます??」
「あのさ、特にエロい事じゃねーのに目ん中ハートにして発情すんのやめてくんね?」
彼の提案した条件。それを言った際舞は迷いはしたが、その条件を飲み込んだ。
その条件は、ご主人様を裏切ることになるかもしれないが仕方の無い事だったのだ。
「おいひい…おいひいよぉ???」
「だから発情すんな。フツーに食えフツーに。」
そう、仕方がなかったんだ。
心の中で何度も自分に言い聞かせ、彼はモンブランの美味しさに舌をうならせるのであった。
?
翌日。
「ついに来たぞこの日が。」
時刻は7時半。
シルク・ドゥ・ルカンの準備室に集結したマスターとサーヴァント達。
「ここまで連れてきても姫は出ないからね。」
「俺もサ。何故か皆がなるみたいになってるがその流れにゃ乗らねぇヨ?」
「ああ、別にかまわねっすよ。」
俺達4人4騎に
「あの…探偵さん。」
「なんだよ。」
「刑部姫はああ言ってるけど…ホントに出るんだよね?もう充分に宣伝はしちゃったんだけど…。」
「安心しろよ。弟くんは胸をドンと張ってオーナーらしくしてればいいのさ。」
「ホントに…?」
不安げな弟くん。
大まかな脚本を聞いてウッキウキのお姉ちゃん。
そして…。
「さて、そろそろゲストが来るだろう。」
「ゲストって?」
「ああ、こちらの方。」
そうすると準備室のドアが開かれ、誰かがやってくる。
満面の笑みは周りの人間すら幸せにしそうな程。
漂う気品はまさに華やかな彼女は
「ヴィヴ・ラ・フランス!皆さんこんにちは!」
「え!?」
「我らが王妃様、マリーアントワネットにございます。」
キュア☆おっきーと共演できると連絡したら我慢できずに駆け付けたマリーアントワネット王妃でした。
「マリー王妃、広海さん、ようこそおいで下さいました。」
と、俺はマリーに礼をし、広海さんと握手を交わす。
「電話に出るなりマリーがはしゃぎ始めて何事かと思ったらこういう事だったんだな。」
「ええ、それと勿論今回は王妃様にも水着になって頂きたく。」
久しぶりの再会に喜ぶマリー。
広海さんも何かと
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