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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
姉と出禁と紫の未亡人
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ぞ。」
「わ、わうぅ!」
北斎だ。
彼女の水着について舞が話そうとしたところ、慌てて口を閉じさせた。
どうやら北斎もまた、水着に何らかの嫌悪感があるらしい。
あと貞操帯かつ感度千倍メスイキ寸止め地獄の刑ってなんだよ。
「ともかくだ、なりたかねぇのに無理矢理強要するのは良くねぇ。おれは刑部姫殿の味方だナ。」
「やった!!どうだまーちゃん!これでもまだ水着になれって言うの!?北斎先生が黙ってないよ!!」
得意げになりやがって…!
まるで虎の威を借る狐ってやつだ。
いや、この場合借りてんのは蛸の威か。
「ってか、水着にならなきゃいけない理由ってなんなの?」
と、この場を静観していた葵が口を開く。
なのでかいつまんで説明させていただいた。
「実はかくかくしかじかでな。」
「ああ、ヒロインショーの。」
それを話すと葵も納得。
そしてさらに
「いっそのこと出てみる?紫式部。」
「え、わ、私ですか…!?」
何を思ったのか紫式部にヒロインショーに出ることを提案し始めたのだ。
「いいじゃん。折角の水着だよ?観客の人達に見てもらいなよ。今日のアタシみたいに、さ。」
「え、あ、それは…。」
今日のこと根に持ってるぞこいつ。
「出たいやつが出て、出たくないやつは出なきゃいい。結局のところそれが一番だろ。」
「え、じゃあお栄ちゃんは」
「黙ってろって言ったのが聞こえなかったかマゾ犬。今夜はキツめのお仕置きが必要そうだナァ?」
「く、くぅん。」
おいおすわりしちゃったぞ。
「ショーは明後日なんでしょ?じゃあそれまでにちゃんと準備しておくから待っててね探偵さん。」
「おう。」
「それとあたしも、今夜は香子にキツいお仕置きしなきゃいけないから。」
紫式部の腰をぐいと引き寄せ、怪しい笑みをして去っていく葵。
きっとゴスロリの事やろなぁ…。
てか紫式部なら後にこうされること分かってたろ。
あ…(察し)もしかしてこうされるのが分かってたからしたのか…!?
去り際の紫式部、満更でもなさそうな表情してたし!
しかし
「おいマゾ犬。"あいつ"の話は二度とするなって言ったよナァ?ン?」
「わ、わぅ…。」
前髪を掴まれ強引に上を向かされている舞。
こっちは本気で嫌そうな顔…というよりかは怯えまくっていた。
そうして各々の部屋に帰っていく彼ら。
「どうするのまーちゃん?弟くんに謝っとくなら今のうちじゃな〜い?」
「なんでお前はそう煽るんだよ。」
くそっ、意気揚々とあんなこと言っといて…このままじゃ本当に弟くんに謝らなきゃいけないし、何よりも弟くんが恥をかく事になる。
そうするとどうなるか分かるか?
弟くんに恥をかかせた場合、お姉
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