121 異世界からの依頼状
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はこちらで既に対策を練っておきました。そして、今、そちらの世にある杯、護符、杖はこれ以上この地にあるとさらに危険です。所有者は一旦私達の世界に戻すという形で私達の世界に来て頂き、他にも敵と戦う為の道具を授けている者、異能の能力を有している者も私達の世界に来て共闘を願います。平和主義の世界が争いを行うなど矛盾した行為ではありますが、貴方達の住む日本を間違った方向へ向かわない為です。目的は戦争を正義とする世界の撲滅、そして異世界の剣の奪還、そしてクリスマス・イブの日から行方不明となっている藤木茂という少年の奪還です。戦争を正義とする世界の人間に連れて行かれ、前述の政府への取引の道具として利用されている事が明らかになりました。時は一月二十日、近くの神社などへお越しください。そこに祀られている神が我々の世界への道を通してくれるでしょう。我々で兵団を組み、必ず守りましょう。終わりに、私達平和の世界の者達はこの手紙を受け取ってくださった皆様を信じております。では、約束の日にちにお会い致しましょう。
平和を正義とする世界の本部
フローレンス
イマヌエル
(フローレンスさんとイマヌエルさんがくれた手紙なんだ・・・)
だが、この文章に衝撃的な事を知ることになる。クリスマス・イブの夕方から行方不明の藤木が異世界にいるという事を。
(やっぱり、藤木君は異世界に行っちゃったんだ・・・!!)
かよ子は今まで以上の決意でこの戦いに備えなければならないと思うのだった。
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