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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第73話 怖がり吸血鬼登場、歓迎の焼肉と修行の場は天空の野菜畑!?
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食べていく。夢中で野菜を食べていくうちにお腹がいっぱいになっちゃったよ。
「ふぅ……お腹いっぱいだわ」
「まさか野菜で満腹になるなんて思いもしませんでしたわ」
「ふふっ、野菜おそるべしだろう?」
リアス部長が水晶コーラを飲みながらお腹を撫でており、朱乃先輩も満足そうにしていた。イッセー君の言う通り野菜おそるべしだね。
「そういえばイッセー先輩、先ほど言いかけていた一龍会長の依頼とは何だったのですか?」
「ああ、それはだな……」
小猫ちゃんはきっき言いかけていたイッセー君の話の内容を改めて彼に聞いた。
「標高数万メートルにあると言われている天空の野菜畑……その名も『ベジタブルスカイ』。独自の野菜が無数に育つ野菜天国だ」
「雲の上に野菜畑があるのか?」
「聞いたことがあるにゃ。まだ数人しか行ったことがないんだけど、ほとんどが菜食主義者になって帰ってくるくらいに美味しい野菜がある場所にゃ」
イッセー君の説明にゼノヴィアさんが空の上に野菜畑があるのかと首を傾げる、すると黒歌さんが補足していった人たちが菜食主義者になって帰ってきたと話した。
菜食主義者になってしまうほど美味しい野菜か……興味があるね。
「その中でも一番美味いとされているのが野菜の王様『オゾン草』だ。一口食べれば地上の野菜が全て所未期限切れに感じてしまう程……天からの恵みを直に受け瑞々しさと新鮮な旨味が味わえるという野菜の頂点だ」
イッセー君の説明を聞いていた僕達は無意識に唾を飲みこんだ。そんな凄い野菜、ぜひとも食べてみたい……最近グルメ細胞を宿した僕は強くそう思った。
「次の土日にそこに行こうと思う。皆も行くか?」
イッセー君の問いに全員が首を縦に振った。
「よし、なら全員で体験しようぜ!野菜が脇役じゃなく主役にな瞬間をなっ!」
『おおー――ッ!』
次の冒険の舞台はベジタブルスカイか、グルメ細胞を使いこなすための修行にはもってこいの場所だね!皆と一緒に攻略してみせるよ。
「あっ、そうだ。お会計をお願いします」
「5187万円になります」
「はわっ!?」
値段を聞いたギャスパー君が驚いてスタンドを出しそうになったけど、とにかく頑張ろうね!
――――― オマケ ―――――
『ギャスパーの性別』
イッセー「しかし最後の眷属がこんな可愛い女の子とはな」
祐斗「あはは、やっぱりそう思っちゃうんだね……」
イッセー「どういう事だ?」
小猫「ギャー君は男の子ですよ、先輩」
イッセー「……えっ?」
黒歌「にゃはは、白音ってば面白い冗談言うね
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