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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第73話 怖がり吸血鬼登場、歓迎の焼肉と修行の場は天空の野菜畑!?
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消えていたら魔王でも分からないだろう』


 自在に姿を消せる存在か、ならあまり知られていないのも納得だね。悪魔や堕天使がスタンド使いと戦ったとしてもまず魔法か神器の方を疑うだろうし。


『ギャスパーという小僧はまだ自在に姿を消したり現わしたりすることが出来ないのだろう。つまりスタンド使いとしては未熟ということだ』
「姿を自由自在に消せるのは分かったわ。それ以外の特徴はなんなの?」
『スタンドは傷を負うと本体もダメージを負ってしまうんだ。先ほど俺がイッセーに攻撃を止めさせたのはそう言う事だ』
「あっぶねぇ……危うくギャスパーを傷つけるところだったのか……」


 スタンドがダメージを負うと本体にダメージがいくのか。ギャスパー君は打たれ弱いからもしイッセー君のナイフがスタンドに当たっていたらショック死していたかもしれないね……


『後スタンドは本人の意識が無ければ姿を保てない。もしこいつが暴れ始めたら意識を失わせるのが一番手っ取り早いな』
「なるほど、それが分かれば対処もしやすそうね」
「そう言えばギャスパーが最初にスタンドを使った時、リアスさん達はどうやって止めたんですか?」
「あの時は偶然天井から落ちてきた瓦礫がギャスパーの頭に当たって気を失ったの。なんで消えたのかは分からなかったけど、今思えばギャスパーが気を失ったからスタンドも消えたのね……」
『運が良かったな。騒ぎが大きくなれば魔王が来ただろうし最悪滅びの魔力で消滅させられていたかもしれんぞ』
「お兄様やグレイフィアがいなかったのは本当に運が良かったわね……」


 あの時は僕達以外には部長のご両親とミリキャス様、そして使用人の方々しかいなかったからね。もし魔王様がいたらギャスパー君は最悪消滅していたかもしれなかったのか。そう考えると本当に運が良かったよ。


『後はスタンドには決まった射程距離があってそれ以上は動かせない……くらいか?まあ大雑把に説明するならこれくらいだな』
「ありがとう、ドライグ。貴方のお蔭でギャスパーの能力が良く分かったわ。でもどうして貴方はそんなにスタンドについて詳しいの?」
『かつての赤龍帝の一人がスタンド使いだったからな、ソイツに教わったんだ』


 赤龍帝にもスタンド使いがいたのか。通りで詳しい訳だよ。


『しかしリアス、時を止める神器に強力なスタンドを持つこの小僧をよくお前が眷属にできたな。今のお前ならまだしも出会ったばかりのお前は見るも耐えがたいほど弱かったのに何故こんな奴を眷属にできたんだ?』
「随分な言い方ね……まあそう思われても仕方ないんだけど。理由は『変異の駒』を使ったからよ」
「変異の駒?」
「通常の悪魔の駒と違って、明らかに複数は必要なはずであろう転生体を一つの駒で済ませてしま
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