妖精学園
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その頃職員室では・・・第三者side
「ハムハム・・・」
「ハッピー先生〜、一緒に食べよ〜」
「いいよぉ」
お昼休みのうちに先生たちも自分たちの食事を済ませておく。ハッピーとセシリーも例に漏れずお昼を食べていると、後ろから白色の猫がやってくる。
「呑気に魚を食べてる場合じゃないでしょ、ハッピー先生、セシリー先生。この学園の風紀はとても乱れているのよ!!」
「美味しいですよ」
「シャルル先生も食べたら〜?」
「話にならないわ。こうなったら、近々全校生徒に対してあれをやりますから!!」
「えぇ〜!?」
「あ・・・あれを!?まさか・・・」
シャルルの意味深な発言に持っていた魚を落とすハッピーとセシリー。
「やるしかなぁい!!」
「あれを・・・」
気合い入りまくりのシャルル。それを聞かされた二人は体を震わせ、戦いていた。
シリルside
「はぁ!!終わった終わった!!」
「今日も疲れましたね」
「お疲れさまでした」
その日の授業も終わり、帰路へつこうとする俺たち。部活動に入っていない俺たちは学校が終わればすぐに帰れるため、用事がなければそのまま学校を出てしまえる。
ドタドタドタ
すると、目の前を興奮気味の女子たちが集団で通り過ぎていく。彼女たちの着いた先にいたのは・・・
「やぁ、僕の天使たち」
学園一モテモテのイケメン、ロキさん。彼は毎日女子たちに言い寄られており、誰がその日にデートするかで揉めているのだ。
「相変わらず人気ありますね、ロキさん」
「羨ましいとは思ってません」
「全く、どんな高校生よ」
まるでアイドルのようになっているロキさんを遠目で見ていると、彼はこちらを見て目を輝かせた。
「あ!!ルーシィ!!」
彼のお目当てはルーシィさん。彼女を見つけるや否やこちらへと飛んできて、声をかけてくる。
「用があったらいつでも呼んでね!!僕はピンチの時に駆けつける白馬−−−」
「はいはいよろしくね」
適当に受け流してその場から立ち去る俺たち。先ほどのやり取りを見ていた俺とウェンディはあることを思っていた。
「スゴーい!!ルーシィさん、ロキさんと仲良かったんですね」
「もしかして幼馴染みとかですか?」
「まぁ、ちょっと色々あって」
なぜか目を泳がせて曖昧な回答をするルーシィさん。もっと踏み込んでもいいのかどうか迷っていると、校門のところで唯一いまだに冬服に身を包んでいるメガネの人物がいた。
「待っていたぞ」
「「「??」」」
「ルーシィ、シリル、ウェンディ、よかったら一緒に帰らないか」
「「「会長と!?」」」
待ち構えていた生徒会
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