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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第15話 闇の堕天使デビモン、来る!
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謎の光によりデジタルワールドへ導かれた未来と、彼女のパートナーデジモンであるストラビモンと言う新たな仲間を得た響達。
現在始まりの町にいる響達はレジスタンスのメンバーや幼年期デジモン達全員の晩飯の準備をしているエレキモンやスパーダモン達の手伝いをしながら、未来にレジスタンスの現状や黒い歯車でデジモン達を操るデビモンのことを説明したり、未来からデジタルワールドに来るまでの経緯を聞いたりしていた。
その中で、響は未来から驚くべき内容を聞かされていた。
響「えっ!? それじゃあ、まだ向こうでは1日も経ってないの!?」
未来「うん、私達の世界じゃ響達が薪集めに行ってから1時間半くらいしか経ってないと思う」
響「1時間半!?」
それは響がデジタルワールドに次元漂流してから1日と半日経っているのに対し、元の世界である新暦世界では1時間半しか経っていないのだから驚くのも無理は無い。
セレナ「もしかして、私達の世界とデジタルワールドとだと時間の流れが違うんでしょうか?」
ガブモン「俺達もそこまではわからないけど、話を聞く限りだとそうみたいだね」
フレイモン「ええと、ってことは……響達の世界の1時間はデジタルワールドの1日ってことになんのか?」
ストラビモン「響と未来の話を照らし合わせれば、そうなるんだろうな」
フレイモン達は新暦世界とデジタルワールドの時間の誤差についてそう推理するのだった。
響「うーん、いくら向こうで1日経ってないって言っても、流石に何時間も経って帰って来なかったらエルシャさん達心配になるよね……」
未来「うん……私までこっちの世界に来ちゃったから、余計にエルシャさん達に心配かけちゃってるよ……」
セレナ「立花さん、小日向さん……」
新暦世界にいるエルシャを始めとした仲間達に心配をかけてしまっていることに暗い顔をする響と未来を、セレナは気遣わしげな表情で見ていた。
フレイモン「とは言え、響達の世界へ行く手段は疎か、響の仲間達もまだ見つかって無いんだ。焦っても仕方ねえよ」
ストラビモン「そうだな。まずは1つずつできることからやっていくべきだ」
ガブモン「うん、そうだね。今はセレナのお姉さんや響の仲間達を探すことに専念しようよ」
響「フレイモン、皆……うん、そうだね」
未来「焦っても何も変わらないもんね」
セレナ「そうですね。ガブモン達の言う通り、今はマリア姉さん達を探すことに専念しましょう」
響・未来『うん!』
新暦世界に早く戻りたいが、焦っても仕方ないこと、できることからやっていくしかないことを理解した響達は仲間達の捜索に専念することを決めるのだった。
そうこうしている内に晩飯の準備
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