第118話
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「まさか本当にこの場に辿り着けるなんて……どうやら僕達は彼らを侮り過ぎていたようだね……」
一方リィン達側も驚いて思わず戦いを中断している中アルフィンとエリスは驚きの声を上げ、戸惑いの表情を浮かべているセレーネの疑問にミュゼが苦笑しながら答え、アメリアは呆けた表情で、フランツは厳しい表情でトワ達を見つめていた。
「みんな!アンちゃんを援護するよ!」
「何としてゼリカにログナー侯爵を捕えさせるぞ!」
「おおっ!!」
そしてトワとクロウは号令をかけ、アンゼリカ達と共にログナー侯爵に狙いを定めて突撃した。
「くっ……―――――ステラ、アメリア、ミュゼ!ログナー侯爵を狙撃で討ってくれ!」
「!わかりました!」
「了解!」
「はいっ!」
一方突撃してくるトワ達を見てリィンは唇を噛み締めた後ステラとアメリア、ミュゼに指示をし、指示をされた三人はそれぞれログナー侯爵を狙撃しようと銃と弓矢、導力騎銃を構えてログナー侯爵に狙いを定めたが
「させない!!」
「貫け――――――アクアスパイラル!!」
「これ以上テメェらの好きにはさせねぇぜ、ゆるフワ!」
「っ……!?」
「わ……っ!?」
「きゃ……っ!?」
それを見たフィーは双銃剣でステラ目掛けて牽制銃撃を、マキアスは回転する水の弾丸をアメリアに放ち、アッシュは跳躍してミュゼの目の前でヴァリアブルアクスを叩きつけて衝撃波を発生させてミュゼを怯ませ、三人の妨害攻撃によってステラ達は狙撃が中断された。
「セレーネ、メサイア、クルト、フランツ!接近戦でクロウ達を足止めしてくれ!エリスとアルフィンは魔法で援護を!コォォォォォ………神気――――――合一!!」
「「「「はいっ!!」」」」
「「了解!!」」
更にセレーネ達に指示を出したリィンは”慈悲の女神の力”を解放した姿になって、ログナー侯爵を周りの守備兵ごと葬る為に大技の構えをし、セレーネ達はトワ達の進路に立ちはだかったが――――――
「セイッ!ルーレの守備隊や黒竜関の領邦軍は全て連合軍に降伏した!連合の作戦自体は成功しているのだから、これ以上の犠牲を出すのは止せ、セレーネ!」
「……ッ!それでもわたくしはお兄様の”パートナードラゴン”なのですから、お兄様が戦いを続けるのでしたらわたくしも止める事はできませんわ、ユーシスさん……!」
ユーシスがセレーネに先制攻撃を仕掛けて、ユーシスの先制攻撃を防御したセレーネはユーシスと鍔迫り合いの状態で互いを睨み合った。
「光よ、煌めけ――――――昇閃!!」
「オォォォォ……!―――――ドラゴンエッジ!!」
メサイアがトワ達に光の魔法剣を放つとアガットが竜気
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