第118話
[3/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
た幻影のグリアノスはエリゼ達目掛けてブレスを放ち、更にクロチルダに続くようにブルブランは戦場に無数の刃物を降り注がせる奇術を放ち、ルシオラはその場で舞を舞って自身の得物である扇から凄惨な嵐を発生させてそれぞれエリゼ達に攻撃し、クロチルダ達の攻撃に対してエリゼ達は防御態勢を取った。
「みんな、今だよ!!」
「アクセル全開で父上やリィン君達の元に向かうよ!」
「おおっ!!」
エリゼ達が防御態勢に移った事によって先に進む為の隙が一時的にできた事を確認したトワとアンゼリカは号令をかけ、二人の号令に力強く答えた紅き翼の面々は奥へと向かい始めた。
「させません!二の型・改――――――雷鳴剣!!」
「二の型――――――疾風!!」
トワ達が奥へと向かい始めるのを見たエリゼは太刀に雷の魔力を纏わせて電光石火の速さでトワ達に襲い掛かったがそこにアネラスも電光石火の速さで迎撃してエリゼの太刀を受け止め
「ベガルタ起動――――――斬!!」
「わわっ!そうはさせないよ〜、アーちゃん!!」
クラウ=ソラスと一体化したアルティナが両腕に導力エネルギーの刃を現わさせて突進するとミリアムがオーバルギアを操作してトワ達の盾となってアルティナの強襲攻撃を防ぎ
「光と闇の刃よ――――――斬!!」
「滅せよ――――――迅雨!!」
オリエが再び遠距離攻撃のクラフトを放つとミュラーも再び遠距離攻撃のクラフトを放って相殺し
「ふふっ……遅い遅い!!」
更にオリヴァルト皇子は早撃ちによる広範囲を攻撃するクラフト――――――クイックドロウをエリゼ達に放ってエリゼ達を牽制した。
「アネラス!?」
「ミリアム……!」
「殿下……!?それにミュラー少佐も……!」
一方アネラス達が自分達についていかずにエリゼ達と対峙していることを見たアガットとユーシス、ラウラは声をあげ
「――――――行け!この場は俺達が抑えるから、お前たちは先を急げ……!」
「一人でも多くの犠牲を防ぐ為にもどうか一秒でも早くログナー侯を捕らえてくれ、セドリック、アンゼリカ君……!」
「わかりました、兄上!!」
「殿下達の思いは決して無駄にしません!行くよ、みんなっ!!」
「おおっ!!」
ミュラーとオリヴァルト皇子の言葉にセドリックは頷き、アンゼリカは仲間達に号令をかけて奥へと急行した。
「さてと、この場にもう一人の好敵手たるアムドシアスがいないのは残念だが…………同じ”美”を語る者達による夢の共演と行こうじゃないか、我が好敵手よ!」
「ハハハハハッ、いいだろう!それでは共に踊ろうではないか――――――”美”のワルツを!!」
「貴方達は内戦では敵対関係だっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ