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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
キュア☆おっきーR/水着ジェネレーションFOREVER
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くんの可愛い声をみんなにお聞かせしちゃいます!いいですね!!」
「待って!」

録音機を奪おうとする弟くん。
しかしお姉ちゃんはそれをかわし、再生ボタンを押そうとしている。
やめろよ可哀想だろ。
こんなところで流したら弟くん外歩けなくなるぞ。

「いわゆる言質ってヤツだナ。おれもよくやる。」
「うん。いっぱい撮られた。嫌だったけど気持ちよかった。」

お前らアブノーマルコンビは黙ってろ。

「にしても埒があかねぇ。どれ、ここは一つおれに任せナ。」

しかしここでアブノーマルコンビの片割れが動き出す。
にんまりと笑いジャンヌの肩をとんとんと叩いた。

「…?なんです?」
「ちょいと耳貸しとくんな。」

何やら耳打ちする北斎。
一体何をすると言うのか…

「…。」
「…えっ、」
「…。」
「そんな…弟くんで…!?」
「…。」
「あんなことそんなことも…!?」

「ねぇ何話してんの怖いんだけど!!!!」

弟くんをチラチラ見ながら話す二人。
まぁ弟くんからしてみれば怖いことこの上ないよね。

「ええ、仕方がありません。今回は特別といたしましょう。"出禁の武蔵さん"」
「なんとかなった…!?」

北斎の謎の内緒話を終え、ジャンヌは何故か武蔵が会場内に入ることを許してくれた。
その後、舞が北斎に何の話したのと聞いてみたが彼女はただ、人差し指を口に当て「内緒だヨ。こいつァ極秘の仕事だからナ。」とだけ言っていた。


?


「すごかったねイルカショー!今度ゴッホちゃんも連れて見に行きたいなー!」

それから、
イルカショーを見て、近くのホテルに泊まった俺達四人と四騎。
子安さんからはまだ連絡は来ないし、もうちょっとデートを満喫するのもいいだろう。
でだ、

「相談?」
「そう…ちょっとした要望なんだけどさ。」

弟くんに相談があるとロビーに呼び出された俺。
そして渡されたのはいくつもの手紙だった。

「なんだよこれ。」
「ともかく読んでみて。」

内容はまぁシルク・ドゥ・ルカンのファンレターだ。
ショー楽しかったですとか、ジャンヌが可愛かったですとかそういった物だが弟くんが俺に渡してきたファンレターの内容は

『キュア☆おっきーは復活しないんですか?ずっと待ってます。』
『5歳になる息子が病気なんです!キュア☆おっきーを見ないと死ぬ病で今月以内に見ないと息子は…もう…!』
『ジャンヌもいいがキュア☆おっきーがまた見たい。あのややだらしねぇ腹が魅力的なんじゃ。』
『あなたをなんか色んな罪で訴えます!理由は勿論、お分かりですね?あなたがキュア☆おっきーを登場させ私の性癖を歪めておきながら、中々再登場させないからです!!覚悟の準備を』

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